ガソリンから電気への移行に伴い電気自動車に注目が集まっていますね。
ただ現状では充電スタンドが少ないことや充電に時間が掛かることからガソリンで発電し走行することもできるPHEVが気になる方も多いと思われます。
今回はアウトランダーPHEVを契約検討中の方に向けた、私が実際にアウトランダーPHEVに長期間乗って必要と感じたオプション・不要と感じたオプションについて紹介したいと思います。
私の趣味が、キャンプ・釣りなどアウトドア関連ということもありますのでそこについても触れていきたいと思います。
- PHEVに興味がある方
- アウトランダーPHEV購入検討中の方
- 初めてのPHEVで必要なオプションが分からない方
- キャンプ・釣りなどアウトドア向けに購入検討中の方
それでは興味がある方は下記をご覧ください。
今回紹介する車両は、2021年12月にモデルチェンジを行った新型アウトランダーPHEVとなります。
おすすめオプション紹介
今回紹介するのは各人の好みによって必要・不必要が分かれてしまうエアロパッケージなど見た目に関係するものについては省かせていただきます。
新型アウトランダーPHEVにはどんなオプションがあるのでしょうか?
メーカーオプション
メーカーオプションは基本的に車両製造時に取り付けるオプションになります。
製造時に取り付けるため、後からやっぱりつけたいとなっても取り付けることができませんのでしっかり検討する必要があります。
ルーフレール
アウトドア関連が趣味の方で屋根に何かしら載せようと検討中の方は、取付をお勧めします。
ただし、注意点としてはダイレクトルーフという形状の為、どのメーカーのルーフキャリアでも取り付けれるわけではありません。
基本的にスーリーというメーカーさんがダイレクトルーフ向けのキャリアアタッチメントを販売していますのでそのメーカーさんから購入する形になります。
ルーフレールを取付しなくてもinnoなどから屋根とドアの隙間に噛ますタイプのルーフキャリアが販売されていますのでそちらを取り付けることもできます。
ボディの塗装を痛める可能性がありますのであまりお勧めしません。
個人的にはルーフレールのほうが見た目もかっこいいのでルーフレールをおすすめします。
ただし、スーリーのルーフキャリアは比較的価格が高めになります。
取付予定のある方は取り付けたいルーフキャリアを先に決めてからレールの有無を判断するといいかと思います。
電動パノラマサンルーフ
見た目がかっこよくなることや子供からも人気な商品となります。
取り付けてれば手放した時も査定価格アップでそこまで損失は出ないなんて噂も。
ただ、使うのは最初だけで使わなくなります…。
煙草を吸われる方などは窓から風を入れサンルーフから逃がすことで同乗者への多少の配慮はできますが全く臭わないわけではないので気休め程度ということにしましょう。
また、釣りをされる方はしっかり検討したうえで取り付けましょう。
カーメイトさんから販売されているような室内取り付け型のロッドホルダーは、取付できない可能性が高いです。
この2021年型の車両に関しては所持していないため正確な回答はできませんが、アシストグリップから屋根までの高さがないため取付不可だと思われます。
今後取り付け可能商品が販売される可能性もありますのでオプション選択前に各メーカーさんから該当商品が販売されているか確認してみてください。
また、ルーフキャリア取付予定の方は、キャリア取付時のサンルーフ動作に制約がある場合があります。
基本的にはキャリアメーカーさんの説明書にはサンルーフ動作に支障をきたしますというような文言が添えられています。
私の車両ではルーフキャリア取付後でも動作可能でしたが、キャリアメーカーによっては不可となる場合がありますので注意してください。
また、動作に支障をきたす場合にはサンルーフのヒューズを抜くなど誤動作の対策をしておくことをお勧めします。
ヘッドアップディスプレイ
運転席フロントガラス下部に現在の速度や道路標識(制限速度など)を表示してくれます。
ナビで行先を指定して入れば関連の情報(右左折など)も移してくれるので視線の動きを最小限にしてくれるので便利ですよ。
少し前のエクリプスクロスだとダッシュボード上のアクリルに情報を移す形だったのですが、フロントガラスに写す形となっているので見栄えもいいです。
と言っても必要か必要でないかと言えば一般道が多い方などはあまり必要ではないかな?と感じます。予算に余裕がある方は取り付けを検討してみてはどうでしょうか?
ナビを使って遠出することが多い人にはおすすめ度は上がりますよ。
エレクトリックテールゲート
一番下のグレード以外は標準装備となっていますが、荷物で両手が塞がっているときなど何気に便利なのでアウトドア等行かれる機会が多い方は検討の余地があります。
駐車場からキャンプエリアまでが離れているなど、両手いっぱいに荷物を持っていても開けるのが簡単になるのでおすすめですよ。
ディーラーオプション
ディーラーオプションは販売店に車両が届いてから店舗で取付を行うオプションになります。
車両納車後に取り付けたいオプションが出てきても取付することができますので優先順位を下げて後で取付することもできます。
エンジンフードエンブレム
このオプションに関しましては上記で触れた見た目に関する部分になりますが、デメリットがありますので紹介しておきたいと思います。
外車などで採用されている車もあるなど、最近では国産車でもオプションとして選ぶことができる車両が多いですよね。
ただし、長期間使用しているとメッキがくすみ輝きがなくなってしまいます。
私の車両は屋根なし駐車場での保管でしたが、5年ほど使用した段階で明らかにくすみが出てメッキの輝きもなくなりました。
近くで見るとちょっと古臭く感じて嫌だなと思いました。
注意点としては汚くなったから外そうとしてもボディの塗装自体が日焼けしておりロゴのついていた部分と長期間紫外線が当たっていた部分で色の違いが出てしまいます。
汚くなったら新品と付け替えるつもりの方や2回目の車検までに手放すつもりの人以外はつけないほうがいいオプションかな?と感じます。
もちろんディーラーオプションになりますので後で注文して取り付けることも可能ですのでいったんはそのまま納車というのでも問題ないと思います。
テールゲートスポイラー
これも見た目になりますが、個人的には取付をお勧めしています。
ないと不自然な丸っこさ?で見た目がちょっとダサいなって感じます。
ディーラーオプションですので後からつけるということもできますので優先順位は低くてもいいです。
でも個人的には取り付けをお勧めします。
リヤバンパープロテクター
荷物の出し入れの際の傷防止ですね。
アウトドア関連が趣味の方は取付をお勧めします。
荷室からの出入り、道具の出し入れなんかで気づかないうちに傷がついてしまいます。
プロテクトフィルムもありますが、小物の擦り傷などは防げますが、大きな衝撃には弱いので出し入れする予定の荷物に合わせて選択してください。
オールウェザーマット
フロアマットかこちらを選択することになると思います。
アウトドアで使用される機会が多い方はこちらを候補に入れてもいいですよ。
キャンプ場は駐車場が土の場所も多く乗り降りの際に砂や土、草など外の汚れを室内に運んでしまいますよね?
ですが、簡単な汚れなら取り外して払うだけで落とせますし水洗いも簡単にできます。
雨汚れなどの対策にもなりますのでアウトドア好き以外の方でも検討していいと思うオプションになります。
注意点としては運転手など長期間乗られる方はマットの踏み心地が硬くて不快に感じられる方もいるかもしれませんのでそこについては注意してください。
価格はこちらの方が安いですのでメリットですよ!
スカッフプレート
イルミネーション式と2種類あります。
乗り降りの際に知らない間に靴を擦って小さな擦り傷が入っていきます。
気になる方は取付をお勧めします。
中古車で旧型のアウトランダーPHEVを購入検討の方
基本的には上記で紹介した装備になりますが、旧型では電子温水ヒーターと呼ばれる装備がメーカーオプションとしてあります。
エンジンをかけなくても暖房を使うことができる機能なのですが、気温が低ければ普通にエンジンがかかり、ある程度室温が上がらないと機能しません。
冬場は間違いなく最初にエンジンがかかりますので冬場に室内で寝るなどエンジンをかけっぱなしにできない状況での使用を想定されている方以外には必要ありません。
また、この装備は電気を結構使うようです。
新型には新しいシステムのヒーターとなっており、一番下のグレード以外は標準装備となっていますので気にしなくて大丈夫です。
まとめ
私が購入した際は、100Vコンセントや電子温水ヒーターなどメーカーオプションが多かったのですが、最新の車両では標準装備となっているものが多くその分初期価格が高くなっている印象です。
2021年モデルは荷室とセカンドシートがフルフラットにならないため室内で睡眠など長期間過ごす予定の方はモデルチェンジ前の車両を探してみるのも一つの手だと思いますよ。