昨今のアウトドアブームでキャンプや釣りなどが流行っていますね!
ただ釣りをしようにも週末などはどこに行っても人が多く早い時間から場所取りをしないと釣果につながらないこともあり、カヤックの購入を検討されている方も多いかもしれません。
カヤックフィッシングをしてみたいけど初めてだと何に気を付ければいいのかわかりませんよね?
そこで私がカヤックを購入した時にどのように選んだのか紹介したいと思います!
- カヤックフィッシングに興味がある方
- 購入したいけど何を調べたらいいか分からない方
- どこに注意して選べばいいのか分からない方
私は手漕ぎカヤックのWILDERNWSS SYSTEMSのターポン120を購入しました。
それでは、なぜこのカヤックを選んだのか興味がある方は下記をご覧ください。
カヤックフィッシングとは?
魚のいるポイントへ移動する手段としてカヤックを使い、「釣り」の為にカヤックに乗るのがカヤックフィッシングと言われています。
堤防から見えるナブラ、どんなに頑張って投げても届かないうちに消えてしまった経験も…。
カヤックに乗ることで届かなかった場所、歩いてアクセスできない場所で釣りをすることができます!
カヤックのサイズ
カヤックで検索すると色々な長さの商品が出てきますよね!
ちなみにft(フィート)記載の商品が多いですが、1ftは30.48cmです。
カヤックのサイズが変われば何が変わるのかというと長ければ長いほどスピードが出やすくなり移動時の安定感が増します。その反面、小回りが利きにくくなるというデメリットがあります。
横幅が長ければ停止時の安定感が増しますので長くて幅のある商品が釣りには向いています。
また、ほとんどの方が車の屋根にキャリアを取り付けてそこに積載する形になるかと思います。
その場合、自動車の全長×1/10までの長さまでしかはみ出すことができません!
都度申請を行えばそれ以上の長さでも運行できますが、急に行きたくなった時に対応できませんよね。
よほどのことがない限りは制限内の商品を選びましょう!
どんな魚を狙う?
あなたはどんな魚を狙っていますか?
青物、根魚、キスなどの小物、バスなどなど釣れる魚はたくさんありますよね。
青物、根魚など沖に出る場合は12ft以上の商品を選びましょう!
海に出るけどキス釣りなど数百m程度しか沖に出ないよって方は10ft前後でも問題ないです。
艇が短く軽いと車載や運搬が楽ですが、直進性が弱く風の影響を受け易い為、パドルで漕いでもなかなか進まない、まっすぐ進めないという事態も起こります。
また、人は慣れるともっと沖に出たい!沖に出たらもっと釣れるかも?なんてすぐ考えてしまいます。
なので出来れば12ft以上をおすすめします。
バス釣りなど湖や川で釣りを行う方は長距離の移動等少なくどちらかというと小回りのきくサイズがいいかと思いますので10ft前後で問題ないかと思います。
これで自分に必要な長さがだいたい決まってきましたね。
ハードタイプ?インフレータブル?
次にハード、インフレータブル艇どちらを選びますか?
ハードとは、FRPやポリエチレンなどの素材を使っておりほとんどが分割不可となっています。インフレータブルとは空気式で折り畳み可能な物になります。
釣りに使用される場合は、保管方法などに制限がある場合を除きハードタイプを選びましょう!
釣り中にルアーの針が刺さる、劣化によるパンク、また魚のヒレが刺さり空気が抜けた事例もあるようです。
ただでさえ危険な海上ですから少しでも不安なリスクを減らすべきだと私は思います。
シット・イン?シット・オン?
シット・インはカヤックの中に下半身が入るタイプで、シット・オンはカヤックに座るタイプです。
シット・インは20㎏以下の商品が多く軽く持ち運びしやすい、重心が低くパドリング時の安定性は高くなります。
シット・オンは姿勢の自由度が高くシット・インに比べ長時間座っていても疲れにくいですが、視点が高くなることで重心も高くなり安定性は少し悪くなります。
転覆した際は水が中に入ることはないのでそのまま釣りを継続することも可能です。
シット・インだと海上で中の水を全部抜くのは大変なのでゆっくり帰宅することになるかな?
艤装のしやすさ・水面に落ちた際の再乗艇のしやすさからも、シット・オンタイプをおすすめします!
手漕ぎ?足漕ぎ?
ハードタイプには手漕ぎ式だけでなく足漕ぎ式の物があります。
足漕ぎカヤックのメリットは足を使うので力を込めやすく、高い推進力がだせる点です。
両手がフリーになるため、ランガンスタイルで釣りたい方にぴったりですよね。
手漕ぎ式と比べて移動速度が速く、長距離移動に向いているのも魅力的です。
移動しながら軽食を取ることもできるのはありがたいメリットですね。
ただし、足漕ぎ式でも出艇時などはパドルが必要となるので用意しておく必要があります。
デメリットとしては重いです笑
手漕ぎに比べ10㎏程度重い商品もあり、手漕ぎ式に比べ高いもので10万円程度差があることも。
足漕ぎユニットが場所を取ってしまう為、手漕ぎ式に比べると足元に置ける荷物が少なくなります。
また、足漕ぎ式はその場での急な旋回は苦手になります。
横波が着た際波の方に船首を波の方に向けないと最悪転覆してしまいます。
ただし、手漕ぎカヤックでも釣りの最中に横波が着た場合は一度竿を置いてパドルに持ち替えての手間がかかる為どちらでも一長一短だと思います。
なぜ私がターポン120を選んだのか?
カヤックエギングを目的として購入しましたが、青物も狙っていきたいなと考えているからです。
インフレータブルはSUPを持ってますので、インフレータブルを選ぶのならSUPで十分です。
ここまで釣りをメインに考えているのに足漕ぎ式を選ばなかった理由としては、一人での出艇が多くなることが予測できたのであまりに重いとカヤックの積み下ろしで苦労しそうだと考えました。
繰り返し積み下ろししていけば必要な筋力が付き慣れてくるとは思いますが…、念のためです。
手漕ぎ式の中では高価な分類であるターポンを選んだ理由としては、椅子の座り心地がいいことにより長時間の釣行にも耐えやすいこと、椅子に座る形ではなく船体に座る形なので重心が高くなりにくいこと、船体にあまり加工をしたくないので最低限装備がそろっておりレールシステムを使えばロッドホルダー、魚探を取り付けることができることから選びました。
海の上では命を預けるものなので安いものを選んで何か不具合があった時のリスクを考えきちんとした物を購入しておきたかったのもあります。
といってもやはり外国製の商品なのであらはありましたが笑
そこはまた機会があれば!
- 青物も釣りたいため12ftのカヤック
- 積み下ろしのことも考え、足漕ぎ・12ftを超えるカヤックは断念
- 重心の低さ、しっかり作られた座椅子で長時間の釣行に耐えれること
- 最低限艤装しやすい装備がついていること
今回の記事で少しでも皆様の参考になればうれしいです。
それでは失礼します。