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【カヤックフィッシング】海上三法海のルールについて

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カヤックフィッシングを始めれば広い海上で自由にできると思いますよね?

ですが、道路には道路のルール、海上には海上のルールがあります。

今回は海上のルールについて特にカヤックに関係あるものを紹介したいと思います。

この記事が参考になる方
  • これからカヤックフィッシングを始める方
  • カヤックに興味がある方
  • 海上で小型ボートを使用されている方

それでは興味がある方は下記をご覧ください。

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海上衝突防止法

船舶の衝突を防止するためのものですべての海域での基本ルールが定められています。

海上ですべての船が自由に行動していると衝突事故が多発してしまいますよね。

代表的なルールには以下のようなものがあります。

横切り船の航法

横切り船の航法

2隻が互いに進路を横切り、衝突のおそれがあるときは、相手船を右舷側(船の右側)に見る方の船が相手船を避けて、後方を通過するようにします。

もしくは速力を落として相手船が安全に通過できるようにしなければいけません。
一方、他船を左舷側に見る船は、針路・速力を保持したまま航行する義務があります。

右舷側とは船首から見て右側のことを言います。

お互いが進路方向に進んだ時に衝突の恐れがある場合は、船首から右側に船が見える方が相手船を避ける、もしくは減速して相手船を先に行かせなければいけません。

右側優先と覚えましょう。

優先側の船は進行方向、速度を保持したまま航行しましょう。

行き合い船の航法

行き合い船の航法

2隻の船が真向かいに行き合う場合で衝突のおそれがあるときは、互いに針路を変更し、相手船の左舷側(船の左側)を通過します。

これが「右側通行の原則」です。

お互いが正面にいる場合には右側に避けましょう。というルールです。

お互いが右側に避ければ衝突することはありませんよね。

追い越し船の航法

追い越し船の航法

2隻の船が同じ航路を航行している場合、他の船を追い越す船は、追い越される船の針路の邪魔をしないように左右どちらかを、十分な距離を離して安全に航行しなければいけません。

前方の船を追い越す場合は前方の進路を邪魔しないように左右のどちらかを十分に離れて通過しましょう。ということです。

前方の船だけでなくその前の状況を確認して安全な方を選びましょうね。

船の状況(運転不自由の船、漁業に従事している船等)による優先関係

船の状況による優先関係

AとBの2隻の船が横切る場合はBの船がAの船を避けますが、例えばBの船が漁労中(網などを引いている場合など)である場合は、Aの船ほど針路を変える自由度はありません。このように2隻の船の状態が異なる場合は、操縦の自由度の高い船が運転の不自由な方の船を避けると言う原則が適用されます。

右側優先と紹介しましたが、相手船が漁業中であったりすぐに移動不可な場合は自分の船が相手を避けましょう。ということです。

海上交通安全法

海上交通安全法

この法の中でカヤックも注意しないといけないことがありますので紹介しておきますね。

航路横断方法

基本的に航路を横切らないように航行する必要がありますが、止むを得ず航路を横切る場合は、航路にできる限り直角に、速やかに横断しなければいけません。

基本的に航路に沿って航行しなければいけませんが、航路を横切る場合はできる限り航路を最短で通過しないといけません

航路は道路のように見てわかるものがありません。

釣行予定の海域では事前に航路がどのようになっているのか確認しておいてくださいね。

通行方法・通行帯の規定

潮流などの流れが早い場所に設定された航路では、順潮(潮の流れと航行する航行が同じ)な場合と逆潮(潮流に逆らって航行する)の場合で通行方法が変更することがあります。
また橋の下を通行する狭い場所で航路が設定されている場合、通行信号によって片側の航路を通行止めにするなどの交通規制が行われる場合もあります。
特別な定めがない限り、航路内での基本的には右側通行の原則が適用されます。

最初に記載されていることは難しく書かれていますが基本的には航路では右側通行、流れが速い場合などは通行方向が変わる場合がありますよ。

ということになります。

カヤックでそのようなところに行くのは難しいかと思いますので航路は右通行と覚えましょう。

港則法

港内における「交通の安全」「港内の整頓」のため定められています。代表的なものには以下のルールがあります。

港から出航される方はこの法に注意しましょう。

出航船の優先

出航船の優先

航路を出入りしようとしたり、横断しようとする船舶は航路を航行中の船舶の針路を避ける。

港から外に出る船が優先ということですね。

帰航される方は船が出るのを待ちましょう。

右小回り、左大回り

右小回り 左大回り

防波堤などの突端や停泊船を右舷に見て航行するときはできるだけこれに近寄り、左舷に見て航行するときはできるだけ遠ざかって航行する。

防波堤や停泊船を避ける場合は、障害物の右に行きたい場合は小回り、左に行きたい場合は大回りで避けましょう。

まとめ

この他にも細かく法律があります。

すべてを紹介することは難しいので重要な物を紹介しましたが、自分優先ではなく状況にあった行動をとりましょうね。

また、カヤックは船などに比べスピードの出ない乗り物です。

こちらが優先だったとしても相手に先に行ってもらう余裕を持った行動をお願いします。

まとめ
  • 右側優先(相手がすぐに移動状況では相手優先)
  • 右側に避ける
  • 追越時は前方の船に迷惑かけないように追い越す
  • 航路を横切るときは最短距離で
  • 港は出航側優先
  • 障害物を避ける場合は右小回り左大回り
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