カヤックフィッシングを始めたばかりだと出艇時何に注意したらいいのか分からないですよね?
注意しておかないと沖で困ってしまうことも。
これからカヤックフィッシングを始めるという方やまだ始めたばかりの方に向けて出艇時の注意事項について紹介したいと思います。
- カヤックフィッシングに興味がある方
- これからカヤックフィッシングを始める方
- まだ初出艇してから日が浅い方
それでは興味がある方は下記をご覧ください。
出艇時の注意事項
カヤックを購入して必要な物を準備すれば後は出艇するだけですね。
初出艇日までに調べておくことや出艇時に注意すること色々あります。
どのようなことに注意しないといけないのでしょうか?
一つ一つ紹介していきたいと思います。
出艇場所の選び方
出艇することのできる場所として砂浜、小磯、漁港などがあります。
砂浜
海水浴場や市民公園などからの出艇になると思います。
砂浜は多少引きずっても傷がつきにくく初心者の方にはおすすめです。
傷に関してはどんなに気にしてもつきますのであまり気にしない方がいいですよ!
駐車場がある場所も多いですので駐車場が時間帯によって閉鎖されていないか確認しておきましょう。
小磯
砂浜に比べると大きめの石がごろごろしていますが出艇には問題ありません。
引きずるとカヤックに傷がつきますので傷つけるのが嫌な方にはおすすめしません。
裸足で歩くのだけはやめてくださいね。
足裏がボロボロになります。
漁港
漁港の場合はスロープを利用することになると思います。
このスロープは基本的に漁師さんの物になりますので使用する場合は事前に漁協や市町の方に確認を取ってください。
勝手に使っているとその漁港での釣りが禁止になる場合もありますので注意してくださいね。
天気・波・風情報
出艇予定日の天候の確認をしておいてください。
波風が強いと出艇しても転覆可能性が強くトラブルに巻き込まれる可能性が高くなりますので出艇は諦めましょう。
また、天候はすぐに変わる可能性があります。
予報だけでなく出艇中の周りの状況をこまめに確認して怪しくなったらすぐに帰路につきましょう。
出艇時刻
出艇時刻として選ばれるのが日の出後が多くなります。
朝マズメを狙いたい方や夏場日中は暑いので早く出て早めに切り上げる方など理由は様々です。
注意点として明るくなるまでは出艇しないことです。
夜間航行の場合灯火を取り付けないといけません。
真っ暗な中明かりもつけずに海に出ても周りの人は気づけませんよね?
不要なトラブルに巻き込まれない為にも明るくなってから出艇しましょう!
出艇待ち時のカヤックの置き場所
少しでも早く出艇できるように日の出待ちの間にカヤックを海の近くに置いて艤装の準備を行われている方も多いですよね。
海はもちろん干潮満潮があり潮が引き満ちします。
引き潮の際に海ギリギリにカヤックを配置していると目を離しているすきに海に流されることになりかねません。
引き潮の場合は少し離れた場所で待機しておいてくださいね。
出艇前にお手洗い
出艇中にお手洗いに行きたくなっても難しいです。
器用に体をずらして行われる方もおられますがバランスを崩すとそのまま落水です。
自信がある方以外はやめておいた方がいいでしょう。
事前に済ませておきましょうね。
出艇時の波に注意
沖の方が穏やかでも岸の方は波を打っていますよね。
カヤックは横波を受けるとすぐに転覆します。
カヤックに乗り込んだ後は身の回りの確認の前にパドルを使ってある程度沖に出ましょう。
カヤックが横に向き横波を受けることもありますし、岸に戻されて出艇のやり直しになります。
出艇時に転覆される方も多くいますので離岸・着岸時は注意しましょうね。
釣りポイントまでの距離
初めての場合はあまり遠くまではいかないようにしましょう。
カヤックフィッシングで一番体力を使うのは行き帰りのパドリングです。
帰る体力を残してないと帰れなくなって海を彷徨うことになりかねません。
初めての場合だと片道2㎞上限くらいで移動してみてはどうでしょうか?
体力がなくなってどうしても帰れなくなった場合は海上保安庁に助けを求めてください。
市外局番無しの118番です。
番外編
カヤックでも立って釣り出来るよ。
態勢変えれるからしんどくないよってごくまれに聞きます。
湖もしくはべた凪なら可能だと思います。
でもすぐ近くを船が通れば次の瞬間転覆してますよ。
海では絶対にやめましょうね?
釣り道具が二度と帰ってこない可能性がありますのでやめておきましょう。
まとめ
どうだったでしょうか?
初めての釣行の場合はべた凪もしくはそれに近い状態で出艇することをおすすめします。
カヤックは楽しいのですが、海は一歩間違えれば重大な事故に繋がる可能性もあります。
事前にしっかり対策をしてカヤックフィッシングを楽しみましょうね。