2021年にアウトランダーPHEVがフルモデルチェンジしました!
新しい物を買えればいいのですが、金額も安くなく悩んでしまうところですよね。
私が、2015年式のアウトランダーPHEVに長年乗って感じたことを踏まえどのようなユーザーに新型がいいのか?
はたまた旧型をおすすめするのか紹介したいと思います!
- アウトランダーPHEV購入検討中の方
- 旧型に乗っていて新型に買い替えるか悩んでいる方
- 中古車なら手が届くけど旧型を買うメリットがあるのか悩んでいる方
- アウトドアで使用したい方
それでは興味がある方は下記をご覧ください。
アウトランダーPHEVとは?
三菱自動車から販売されているプラグインハイブリッド電気自動車になります。
純粋な電気自動車はバッテリーに電気を充電し、それを走行エネルギーに使います。
PHEVとは、上記の機能+エンジンで発電し、電気を作ることができます。
バッテリーに充電した電気が空になってもガソリンを使用し、電気を作り走行することができるということですね!
電気自動車はバッテリー満タンで数百キロ走行できるのに対し、PHEVはカタログ値60~100km程度となってしまいますので充電した電気だけで長距離走ることは難しくなります。
今回は、大きく変わった2015年のモデルチェンジ(2017年一部改良含む)と2018年のマイナーチェンジ、そして2021年のフルモデルチェンジの年式で比べたいと思います。
サイズ感などは他のサイト様でたくさん紹介されていますのでそこは省いて機能をメインとして紹介していきます。
2015年式
2015年式の特徴としては、マイナーチェンジ前に比べ見た目ががらりと変わりかっこよくなりましたよね!
それにより購入者が増えたということを聞いています。
特徴としましては、エンジンの排気量が2000ccと今回比較する他の年式に比べ400㏄少なくなります。
メリットとしては、自動車税が5000円ほど安くなることですね。
400㏄上げた理由としては、エンジン始動時の音がうるさいとの意見が多かったようでその為にサイズアップしたとのことです。
確かに、バッテリー走行時が静かな分うるさく感じてしまいますが、私はそこまで気になりません。
2017年式
この年は一部改良として変更が加わりました。
大きな点としては、サイドブレーキが電動パーキングブレーキに変わったことですね。
運転席と助手席の間のスペースがすっきりしますが、従来のサイドブレーキが好きな方にはちょっとがっかりな変更になります。
ですが、信号待ちや渋滞時にブレーキペダルから足を離しても停車状態を維持する「ブレーキオートホールド」が追加されていますよ。
そして、オートマチックハイビーム(ローハイビーム自動切替)の追加、「後側方車両検知警報システム」や「後退時車両検知警報システム」もオプションで選ぶことができるようになりました。
従来のセーブモード、チャージモードに「EVプライオリティモード」が追加されできるだけエンジンを始動しないように走行することもできるようになりました。
フォグランプがLED化されましたが、ハイビームはハロゲン球のままとなっています。
一部改良という割には大分改良されていますよね。
2018年式
大きな変更として排気量が400㏄増え2400㏄となりました。
見た目はあまり変わっていませんが、グリル、フォグの装飾など多少変更になっています。
この年式で重要なのが、後部座席にもエアコンのダクトが設置されたことです。
何気に後部座席にエアコンの風がいかないので後部座席を利用する機会が多い方には不便だったんですよね。
そして、充電中にエアコンが使用できるようになりました!
夏場なんかは充電しながら車で待機というのは難しかったのですが、問題なくなりました。
旧型でも充電中にエアコンを使用する裏技があるのですが、30分で消えるなどデメリットも多いので欲しい機能になります。
ただし、充電中にエアコンを使用する場合は充電時間が長くなりますよ!
パワーウインドウなんかも全席オートとなっています。
あると便利な機能なんですよね。
というか、なんで今まで無かったのでしょう?
駆動用バッテリー容量が多少増え、走行可能距離も増えてますよ。
12.0kw→13.8kwとなり、カタログ値で60km→65kmとなっています。
まあ、正直誤差範囲と言ってもいいのではないでしょうか?
走行モードとしてSNOW、SPOTが増え、状況に合わせた走行を選べるようになりました。
といっても、このモードを使い分ける人って一部だと思いますので気にしなくていいと思います。
2021年式
フルモデルチェンジということで見た目ががらりと変わりましたね!
新型
・全長×全幅×全高:4710×1860×1745mm
・ホイールベース:2705mm
従来型
・全長×全幅×全高:4695×1800×1710mm
・ホイールベース:2670mm
サイズが大きくなりました。
エクリプスクロスがPHEV化した際に大きくなった関係で、あまりすみ分けができなくなっていたのも影響していると思います。
新型
・室内長×室内幅×室内高:2140×1520×1240mm(P・7人乗り)
従来型
・室内長×室内幅×室内高:1900×1495×1170mm(Sエディション)
7人乗りモデルが追加されましたね。
とっても本当に簡易なのであまりお勧めはしません。
室内空間も拡大されていますが、注意点として2021年型は2列目シートを収納した際フルフラットになりません。
ここが重要なポイントだと感じます。
室内で就寝を考えている方にはデメリットとなってしまいます。
駆動用バッテリー容量の増加(20kwカタログ値87㎞)ガソリンタンクも45ℓ→56ℓと長距離走行が可能になっています。
機能面でもレーダークルーズコントロールと車線維持支援機能を統合した高速道路同一車線運転支援機能「MI-PILOT(マイパイロット)」が搭載されています。
車間距離と車線中央を保ちながら走行することで運転をサポートするほか、速度標識を認識して設定速度を自動切り替え、ナビリンク機能による地図情報を活用して高速道路上のカーブや分岐などで適切な車速に自動調整、渋滞時でも停車後約30秒以内の自動発進を実現しています。
あまり高速道路は乗らないのですが、あると便利な機能ですよね。
ちょっとしたところで運転座席のポジション設定が2つまでセットできるようになっています。
大きな変更はこのようになっています。
新型購入検討中の方に向けておすすめオプションを紹介していますのでよければチェックしてみてください。
どの年式がおすすめ?
2021年式をおすすめするのが、
- 新しい車両が好きな方
- 新車じゃないとダメな方
- 7人乗せる予定がある方
- 充電、ガソリン補充回数を少なくしたい方
- 安全面、走行面でも最新の機能を求められる方
2018年式をおすすめするのが、
- 走行時少しでも静かな方が良い方
- 室内で寝泊まりを考えている方
- 充電中車内でゆっくりしたい方(自宅充電される方は気にしなくていいです)
2015年式をおすすめするのが、
- 室内で就寝を考えている方
- 少しでも安く購入したい方
- 自動車税を安くしたい方
となります。
個人的にトータルで見ると、3年落ちで購入できる2018年式辺りの車両がおすすめです。
金額的に新車価格から7割程度で購入できるので初期費用も抑えられますし、ガソリン車と違う充電などがネックとなって買い替えを検討する可能性もありますので最初から高額な新車はあまりお勧めできません。
と言っても新しい物っていいですよね。
私としては、釣りなど遠征時に室内で寝ますので就寝が第一条件となっています。
新型はフラットになるキットをどこかのメーカーが販売すると思いますが、室内空間も減ってしまいますので買わないと思います。
中古車を検討される場合は、バッテリーの劣化もありますので、古くても5年落ち位の範囲で検討された方がいいですよ。
購入したのに駆動バッテリーで全然走れないなんてことになってしまうと大変ですので。
三菱の駆動バッテリー保証もありますが、長くなりますので下記記事で紹介したいと思います。
まとめ
どうだったでしょうか?
見た目もがらりと変わり新しい方がいいと思うこともありますが、機能的に不要な部分も出てきますので自分に必要な範囲の車両が見つかればいいななんて思ったりもします。
今回の記事を見て参考になったからがおられると嬉しいです。