アオリイカのシーズンになるとよく話題になるのがリリースについてです。
検索をかけると色々な意見が出てきて実際どうなの?って思いますよね。
今回は私なりの見解を紹介したいと思います。
- これからエギングを始めたい方
- アオリイカのリリースについて知りたい方
リリースについてどのような見解があるのか?
- 新子イカは釣るべきではない
- 新子イカはリリースるすべき
- メスイカはリリースするべき
- せっかく釣ったんだから持って帰る
- リリースしても死ぬんだから持って帰る
新子イカは釣るべきではない
春イカ、秋中盤以降のイカを狙われている方に多いと思います。
新子イカは釣ったらリリースしても生存率が下がるという意見も多く釣った時点でイカの個体が減っていくという見解だと思います。
その気持ちも分かりますが、スレたと言われるイカというのはどのように出てくるのでしょうか?
私はリリースの仕方に注意をすればそこまで生存率は下がらないのではないかと考えています。
新子イカはリリースるすべき
この意見に関しても、春イカ、秋中盤以降のイカを狙われている方に多いと思います。
どの生き物でもたくさんの中から数を減らしながら大きく成長していく個体が出てきますよね。
ですので新子イカが減ることによりその後成長していく個体も少なくなる可能性があることからこのような意見が出ていると思います。
釣っている最中の駆け引きが好きな方は大きなサイズでないと手ごたえを感じることができないので釣らないもしくはリリースという考えになるのだと思います。
メスイカはリリースするべき
特に春のメスイカ(卵持ち)に対して言われることが多いです。
産卵前なので次のシーズンの個体を減らしてしまうことからリリースするべきとの見解だと思います。
イカが少なくなればエギング人口も少なくなります。
そうなると各産業も衰退していきますよね。
釣れない物を売っても買う人はいないし、釣れないのにやってても楽しくないですし。
もちろん規制されているわけではないので強要することはできません。
ですが、自分たちが今後もエギングを続けていきたいという気持ちがあればこのことも少し頭に入れてほしいと思います。
今日は釣れてるからメスはリリースしとくか。なんて気持ちを持ってもらえるだけでも翌年の個体が増えるかもしれません。
せっかく釣ったんだから持って帰る
釣りを始めたばかりだと特に大漁って夢ですよね。
エギングを始めたばかりの時にせっかく釣れたのに持って帰れないんだ…。
ってへこんだこともあります。
もちろん新子が一番好きだからたくさん釣って全部持って帰るよって方もいると思います。
ですが、数が減って新子すらも釣れなくなったらそのおいしさを味わうことができなくなりますよね。
体感ですが、数年前より今の方がイカの数が極端に減っていると感じます。
イカは冷凍保存をしやすいですが、できれば数日分だけ釣れたらその日は帰るなど基準を作ってもらえると嬉しいです。
リリースしても死ぬんだから持って帰る
アオリイカは目と触腕が重要とされています。
そこを傷つけてしまった場合は生存確率が極端に下がってしまうので持ち帰っておいしくいただくべきだと思います。
ですが、新子はリリースしても絶対死ぬというわけではないと思います。
誰かが新子は死ぬからリリースせず持って帰るって言ってたから自分もそうするではなくて、数日で食べる分や生存確率が下がっているものは持って帰るなどの基準を作ってもらえると嬉しいです。
私の基準
持ち帰り基準としては、胴長が親指と人差し指を広げたサイズ(16cm前後)と決めています。
リリースしても死ぬよっていうのは言われていますよね?
確かにそうかもしれません。
けれどリリースしても必ず死んでしまうということではないと思います。
ですので下記に気をつけてリリースをしています。
- イカを手で触らない
- イカを地面に置かない
- 体内の海水を吐く前にリリース
- リリースする際は水面にドボンと落とさないようにリリース
生存確率が極端に低下すると言われているかかり方は、
- カンナが頭付近にかかる
- 目にカンナが刺さっている
- 触腕が伸び切っている
- 身体に溜まった水を吐く
- 少しでも手で触る
この場合はリリース基準でも持ち帰っています。
死ぬ死なないの議論に時間をかけても答えは出ないので、私は必要以上に持ち帰らないを自分のルールとして釣りに出かけています。
まとめ
ここまで記載している内容はあくまで持論です。
現状では法律はないですし規制されてもいませんが、今後アオリイカの個体が減ってくればそのような規制がかかる可能性もあります。
私は今後も長くアオリイカを釣っていきたいという考えもあり、釣ったもの全部を持って帰るということはしていません。
未来の釣りを守れるのは今釣りをされている方々です。
自分達がよければいいではなくて少し先のことにまで目を向けて貰えると嬉しいです。
もちろんおいしく食べる分を持って帰るのは私も賛成ですよ。
正解のないものになりますが、みんなが持って帰っているから自分もそうしようではなくて自分なりのルールを今一度考えてみてください。