
自宅にいる機会が多くなりゲームをされる方も増えましたよね?
今まではCS機でやってたけどPCでもやってみたいなんて話も聞きます。
少し前までは自作PCの方がBTOよりも安く買えると言われていましたが、現在はどうなのでしょうか?
今回は2022年3月に実際に自作した際の金額も踏まえどっちが得なのか紹介したいと思います。
- 自作PCに興味がある方
- 新しいPCが欲しい方
- 自作に挑戦してみたいけど難しいのかな?って思っている方
それでは興味がある方は下記をご覧ください。
自作とは?

自作PCとは言葉の通り自分で一つ一つのパーツを選び組み立てたパソコンのことです。
パーツ選びに最低限の知識は必要になります。
CPUとマザーボードであればソケットサイズが違えば付けれません。
CPUが新規格になった際に安いからと旧製品のマザーボードを買うと取り付けできません。
Intel用のマザーボードにAMDのCPUを取り付けることもできません。
メモリにも種類がありますので注意が必要になります。
ですが、組み立て自体は注意する点を押さえておけばそこまで難しくはありませんよ。
メリット
・好みのパーツを組み合わせることができる
BTOのケースが好きじゃない、ロゴが大きくていや!など長く使うものはこだわりたいですよね。
自作なら販売されているケースの中から好みの物を選び作成することができます。
・パーツごとに安いショップを選べば価格は安くできる
価格.comなどで安い店舗を探せばBTOより安く抑えることはできます。
ですが、よく売れるミドルスペック(RTX60、70シリーズ)の場合大量入荷で価格を抑えられる為あまり変わらない可能性もあります。
・BTOに比べ納期は早い
最短で翌日にパーツがそろいます。
私の場合で注文2日後には全パーツが揃いました。
後であれが足りないなんてことにならないようにしっかり確認して注文しましょう!
デメリット
・価格を抑えるために色々な店舗や通販サイトをはしごしないといけない
全部のパーツがどこよりも安ければいいのですが、店舗によって安いパーツが違うんですよね。
また、一つ一つのパーツが高価なため破損させた場合の追加出費が痛いです。
高額な商品を連続して購入する為クレジットカード会社からはじかれる可能性があります。
電話して自分の購入で間違いないことを説明して解除してもらうのに30分から1時間かかりました。
・初期不良の判断が難しい
例えば、画面が映らない場合にCPUが悪いのかマザーボードが悪いのかなどその他が原因なのかを自分で判断しないといけない。
保証期間中の不具合であっても、どのパーツがダメなのか自分で判断する必要がありますよ。
・パーツ同士の相性など、組み立てて初めて分かることもあり知識が必要
初めてのパソコンの場合、他のパソコンに試しに差してみたりできないので相性が悪いのか初期不良なのか判断できないですよね。
最近はあまり聞かなくなりましたが、そういう場合の注意が必要です。
BTOとは?

Build to Order(ビルド・トゥ・オーダー)の略になります。
受注生産という意味になりますが、現在では即納モデルなどよく売れるモデルは完成されたものを販売している場合もあります。
ブランドによっては基本構成からパーツのグレードアップをすることもできるため好みのスペックに近づけることもできます。
メリット
・完成した状態で送ってくるので届けばすぐに遊ぶことができる。
・動作確認されている為、初期不良で動かない可能性は少ない。
・パソコン全体に保証が効くためどこかがおかしくなってもダメなパーツの判断をする必要がない。
デメリット
・どこのブランドのパーツが使われているか分からない。
RTX3080と記載されていてもMSIやASUSのモデルなどで金額や端子数が違ってきます。
ブランドにこだわりがある人には向きません。
マザーボードであればBIOSが変わってきますので多少操作感に違いが出ることもありますよ。
・納期がかかる
早くて1週間、遅いとひと月ほどかかります。
・保証を受ける際にパソコン自体を送らないといけない為配線付け外しの手間が増える。
今回自作した理由

グラフィックボードのRTX4000シリーズが発売されるのを待つつもりでしたが、円安による輸入製品の価格上昇の可能性があり早めることにしました。
半導体不足も解消されておらず発売されてもすぐに購入できるか怪しい部分もあります。
また、好みのパーツで組み立てたかったということです。
カラーリングであったり、同じ性能でも信頼できるブランドを使用したいので自作しました。
BTOブランドは使用パーツのメーカー名まで記載していないので不安になるんですよね。
といっても、保証がありますのですぐに壊れるようなものは使用していないと思います。
過度に気にする必要はないと思います。
自作とBTOの価格差
自作で組んだパソコンと参考にしたBTOパソコンがどの程度金額が変わるのでしょうか?
検討したモデルがパソコン工房さんのlevel∞ですのでそのモデルと比較してみたいと思います。
BTO | 自作PC | 価格を抑えた自作 | |
CPU(i7 12700k) | i9 12900k(-20,000) | 47,050 | 47,050 |
CPUファン(簡易水冷36㎝) | 13,500 | 13,500 | |
グラボ(RTX3080Ti) | 196,000 | MSI 170,000 | |
マザーボード(Z690) | 41,000 | MSI 25,000 | |
メモリ(3600Hz 32GB) | 3200Hz 32GB | 18,000 | 15,000 |
ドライブ(M.2 1000GB) | 15,000 | 15,000 | |
(M.2 500GB) | +10,000 | 8,000 | 8,000 |
(HDD 4000GB) | +11,000 | 7,700 | 7,700 |
電源(platinum1000W) | gold850w | 20,000 | gold 15,000 |
ケース | 22,000 | 10,000 | |
ケースファン | 8,000(12cm×6) | ||
OS(win10pro) | +6,600 | 18,000 | 18,000 |
合計金額 | 421,780 | 414,250 | 344,250 |
納期 | 約2週間 | 最短翌日 | 最短翌日 |
BTOパソコンのCPUにはi9が入っていますので価格差として合計金額から2万円引いています。
自作で選んだパーツは比較的有名どころを選んでいますが、自分の好みに合わせて作ってもBTOより価格を抑えることができています。
そして価格を抑えて組んだ場合は、かなりお得になっていますよね。
BTOとの価格差では約8万円となっています。
今後どうなるのかわかりませんが、現状では自作したほうがかなりお得に作成できます。
ちなみにミドルスペックのRTX3070TiBTOモデルだと同じカスタムをして33万程度に対して、自作だと27万5千円となります。(3070Tiの相場10万円で計算しています)
ミドルスペックモデルでも価格差がありますので自作するにはいいタイミングなのかもしれません。
一般的なゲーム要素であればメモリは16GBあれば十分ですし、内臓ドライブもSSD一つとHDDで十分だと思います。
ケース自体も安いものでは5000円くらいからあります。
まだまだ価格を抑えることはできますのでこの構成にする必要性はありませんよ!
追記…6月現在3090Tiの発売や4000シリーズの話も出ており3000シリーズの価格が全体的に下がっています。
4000シリーズの価格がどのようになるのかわかりませんので今購入を検討するのも十分にありだと思います。

思ったよりも価格の開きがあって無駄遣いしてしまったように感じます…。
まとめ
どうだったでしょうか?
私自身ここまで価格差が開くとは思っていなかったのでこだわりを出さずに安く抑えて4000シリーズのグラフィックボードに予算を回せばよかったのではないかと反省しています。
ちょっとお金をかけすぎたので4000シリーズが出ても買えそうにないですね。
記事が長くなりましたので、どのようなブランドのパーツを選んだのかは別の記事で紹介したいと思います。
この記事が皆様の参考になると嬉しいです。