アオリイカのシーズンと言えば、秋と春ですよね!
秋は小型から中型の数釣り、春は大型の大物狙いと狙いたいサイズによって釣りに出かける時期が変わってきます。
今回は、私が8月からエギングに出かけて釣ったサイズを紹介したいと思います。
- アオリイカを釣ってみたい方
- いつから釣りに行けばいいのか悩んでいる方
- 数釣りを楽しんでみたい方
- キロアップのアオリイカを釣ってみたい方
それでは興味がある方は下記をご覧ください。
アオリイカとは?
アオリイカの寿命は一年と言われており、初夏に生まれた新子イカが成長していき春から夏にかけて産卵し生涯を終えます。
イカの王様とも言われており、甘くてねっとりした食感は一度食べると忘れられません。
イカは冷凍しても劣化がほぼないと言われていることからシーズン中にたくさん釣って次のシーズンまでゆっくり消費していくという方も多くいますよ。
いつから釣れる?
初夏に生まれた新子イカはいつから釣れるのでしょうか?
近年多い餌木を使った釣り方であるエギングを例に挙げると秋イカと呼ばれる時期は、8月下旬から12月初旬、春イカと呼ばれる時期は3月初旬から6月下旬までが一般的です。
冬時期になぜ釣れないかというと、水温が下がり暖かい深場や沖に移動しています。
ですので、冬でもあまり気温が下がらないシーズンの場合は1月でも釣果が見られることもあります。
ただし、8月に釣れるイカの大半がリリースサイズと呼ばれる子イカになってしまいます。
ルールとしてリリースしなさいと決まっているわけではありません。
ですが、数が減ることでシーズン後半や翌シーズン以降の数が減ってしまう可能性がありますので、必要以上に持ち帰るのは避けていただけると嬉しいです。
8月
8月に見られるのは新子イカという小型のイカになります。
春に産卵した卵から孵化した個体が成長して何とか目視で確認できるようになります。
餌木にかからないサイズのイカが多く基本的に8月にエギングに出掛ける人は少ないと思います。
8月上旬
目視で辛うじて確認することができるサイズのアオリイカが泳いでいます。
波止ブロック近くの潮だまりなんかで確認できますよ。
サイズは2㎝~3cm前後とまだまだ辛うじて確認できるサイズになります。
8月中旬
多少大きくなりましたが、潮だまりのような場所でしか確認できません。
5cm前後と餌木に興味を示すことはありますが、釣れるサイズではありません。
8月下旬
餌木に反応するサイズになりました。
2号の餌木で釣ることができますが、リリースサイズの10cm前後、大きくて12cm程度となります。
9月
9月は餌木に反応するサイズのイカが狙えるようになります。
サイズとしても15cm程度の一般的な持ち帰りサイズのアオリイカが釣れます。
エギング初心者さんは9月中旬から下旬にかけて釣りに出かけてみるといいでしょう!
9月上旬
15cm前後の持ち帰ることのできるサイズも釣れるようになりました。
ですが、10cm前後のリリースサイズが多く時期的にはまだ早いのかな?と感じます。
9月中旬
2.5号の餌木に反応する個体も増えました。
サイズとしては15cm前後のイカが数狙えるようになりました。
9月下旬
20cm程度の個体もちらほら釣れるようになりました。
主流のサイズとしては15cm程度になりますが、持ち帰ることのできることのできるサイズが多く秋エギングスタートにちょうどいい時期となっています。
10月~
20cm前後の個体が狙えるようになります。
10月上旬で胴長20cm越えの400gアオリイカを釣ることができました。
餌木のサイズとしては3号メインに使用して調子が悪ければ2.5号に落とすようにしてみるといいと思います。
3.5号の餌木を使用してもいい時期になりますが、体感では反応が悪いので11月以降がいいです。
冬が近づくにつれ個体のサイズは多くなりますが、数は狙えなくなっていきます。
ただ5cm程度の個体も確認できましたので、これから成長していく個体も多い時期になります。
10月以降は胴長15cm~25cm程度のアオリイカを中心に狙えるようになります。
この時期にキロアップを釣り上げた方もおられるようですよ。
私はまだ釣れたことはないのでうらやましいです。
12月上旬で一般的には秋アオリイカシーズンは終了になります。
水温的には16℃を目安にするといいと思います。
水温がまだ高ければアオリイカを狙えるチャンスがありますので水温計持参で釣り場に出掛けてみましょう!
3月~
春イカシーズンの開幕になります。
一般的には6月下旬の暑くなる前までがシーズンになります。
サイズとしては、胴長20cm~が主流になりますが、15cm程度の個体もたまに見かけるので遅い時期に産卵している個体がいるのか気になるところです。
水温に注意することと、産卵時期ということもあり藻場が大物に出会えるチャンスです。
ですが、秋に比べると個体が少ないので1釣行で全く釣れないということもよくあります。
釣れなくても何度も釣り場に通うことが大型に出会う為の一歩です。
初心者さんはできれば秋シーズンに釣行に行くことをおすすめします。
満月の大潮で浅瀬に来るという話もありますので、その時期を狙って出かけるのも有りだと思います。
産卵前のメスアオリイカはできればリリースしてあげてくださいね。
産卵をすることで翌シーズンの個体が増えますのでイカを減らさない為にも重要なことです。
餌木サイズ・のカラー
私がよく使用するカラーとしてはピンク・紫系、アジカラーが主流です。
釣り場によってアタリカラーは変わります。
周りの人が使用してるカラーにも注目してみてください。
SNSなどで住んでいる県・市+エギングで検索してみるとどのようなカラーで釣れているか調べることができますので一度試してみてください。
私の紹介したカラーは一般的にどこでも釣れやすいカラーだと思いますので一つ持っていると便利だと思いますよ。
サイズは、秋で2.5~3号、秋後半から春は3.5号をメインに使用するといいと思います。
まとめ
秋シーズンとしては、9月下旬から12月上旬まで、春シーズンは3月上旬から6月下旬というのを頭に入れて釣行に出掛けるといいと思います。
初心者さんは秋イカの方が餌木に対する反応が良いですので秋シーズンに行くのがおすすめです。
アオリイカを釣っておいしく味わってください!