PHEVやEV購入者の中には車中泊を目的としている方もおられると思います。
また、ちょっと車内で休憩や仮眠をとりたいけど電気無くならないかな?と不安になる方もおられますよね?
今回はPHEVでどの程度電気を使用するのか試してみましたので紹介します。
- PHEV・EV購入検討者
- 車中泊を想定されている方
- 夏場のエアコン使用が不安な方
それでは興味がある方は下記をご覧ください。
なぜ日中に車中泊をした?
日の出から釣りをして気温が上昇すると暑いので帰宅するプランだったのですが、折角遠出をするので遠出先で昼食をとって帰宅することにしました。
4時半頃から釣りをはじめ7時には暑くて汗だくになったので切り上げたのですが、昼食予定のお店が10時開店の為その時間まで時間をつぶす必要がありました。
夜間移動でほぼ寝ていないことから帰宅のことも考えると、仮眠を取っておきたかったので今まで疑問に思っていたエアコン使用時の消費電力について計算してみようと思い実験をしました。
その日の条件は?
条件としては、標高は少し高い場所だったので外気温は27℃多少風通しのいい場所でした。
汗をかいていたことから助手席で背もたれを倒して寝ることにしたため、太陽が昇った際にフロントガラスに直接直射日光が当たらない方向に車を向けて仮眠をとりました。
・エアコンの温度設定は24℃
・車内循環
・風量は最低に固定
・風が直接自分に当たらないようにダクトを上方向
・7時半から9時半の2時間仮眠
・寝始めは日陰、起きた際には太陽光が当たっていた
この条件で寝苦しくなく2時間ぐっすり眠れました。
消費電力は?
あくまで私の車両(2015年式アウトランダーPHEV)での消費電力なので各車両や条件によって全く同じ結果にはならないと思います。
参考程度にしてください。
仮眠開始時の走行可能バッテリー残量が12km、2時間後の残量が6kmということで6km分の電気を消費しました。
5kW充電した際のエアコン使用状態の走行可能距離が25kmなので1kW辺り5km走行できることになります。
上記から1時間当たり0.6kW使用したことになります。
あとは各車両のバッテリー容量から計算すればどの程度の時間エアコンを使えるのかは計算できると思います。(基本的にバッテリー容量の3割はバッテリー劣化防止の為使用できない容量となりますのでその部分を引いて計算してください)
PHEVであれば車中泊をした場合、満充電で寝始めれば朝までエンジンがかかることなく寝ることができます。(夜間のエンジン始動は他の人の迷惑になります)
EV車の場合、電欠=走行不能となりますので余裕を持った計算をしてください。
事前に条件を説明した通り24℃の風量最低として測定していますので風量を変更すれば消費電力は増えますので注意してくださいね。
また、車中泊を行った際に電欠等トラブルに巻き込まれても責任は負えませんので余裕を持った調整をお願いします。
まとめ
思ったより消費していなかったので夏場の車中泊も今後は行っていけるのかなと感じました。
外気温が高くなれば今回のように風量を下げた状態だと寝れない可能性もあるので注意が必要ですよ。