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PHEVとハイブリッドってどっちがいいの?計10年乗ったので徹底比較してみます!

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PHEVもバリエーションが増えてきましたが、結局ハイブリッドとどっちがいいのか分からないですよね。

今回はPHEV9年、ハイブリッド1年乗ったうえで感じたことメリットやデメリットを紹介します。

この記事が参考になる方
  • 車両乗り換え検討中の方
  • PEHVに興味がある方
  • ハイブリッドを手放すか悩んでいる方

それでは興味がある方は下記をご覧ください。

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PHEVとハイブリッドって!?

PHEVとはプラグインハイブリッド電気自動車の略になります。

プラグイン=外部から電気を充電

ハイブリッド=ガソリン、電気両方のエネルギーで走行

ということです。

走行用バッテリーが空になった後の走行方法は各社違いがあったりします。

私が所有していたアウトランダーPHEVはガソリンを使用できる電気自動車との位置づけなので基本的に走行はすべてバッテリーに充電されてた電気を使用して走行を行います。

例外的に高速走行時は電気の効率が悪くなるためエンジンによる走行を行います。

ハイブリッド車両も走行方法に違いがあったりしますが、一般的には低速運転時や安定走行時にバッテリー走行を行うことで燃費の向上を図っています。

所有車両

アウトランダーPHEV 

ハリアーハイブリッド

2024年1月までアウトランダーPHEVを所有しており、売却後にハリアーハイブリッドに乗り換えました。

アウトランダーは9万km、ハリアーは1.5万km走行しています。

乗り換えた理由としては10年越えたPEHVの不具合箇所の予測ができなかったことや修理費用が高額になるのではないか等疑問点が出てきたのと買取価格が想定よりも高かったので売却乗り換えを行うことにしました。

もう一度PHEVに乗り換えしなかった理由としては、居住環境の変化から頻繁な充電が難しくなったことが一番の要因です。

上記車両での比較になりますので一部現状販売されている車両と違う点があるかもしれません

ご注意ください。

メリット・デメリット

燃費

大多数の方が一番気にされるのは燃費ですよね。

ガソリンを使用した燃費はハイブリッド車が優れています。

PHEVの方が積んでいる走行バッテリーが多く重量が増える為です。

ただし、PHEVのバッテリー残量次第では走行距離によってPHEVの方が低燃費となる場合があります。

毎日満充電の状態を維持できる方に関しては私よりも良好な燃費を維持できる可能性は高いです。

下記では私の実走行による燃費の違いを紹介します。

平均燃費

PHEV:15.6km

ハイブリッド:19.5km

当時と趣味等変化がないので近距離、長距離の走行頻度は同じと仮定しています。

長距離下道

PHEV:20~23km

ハイブリッド:24~30km

高速道路

PHEV:18~21km

ハイブリッド:20~23km

バッテリーの重量が大きく影響していますね。

短距離

短距離に関しては乗車時のバッテリー残量で変化が大きい為正確な比較をすることができません。

片道3~6km程度での平均燃費と仮定すれば、

PHEV:13~15km(∞)

ハイブリッド:14~17km

ガソリンを使用した燃費としてはハイブリッドの方が良好ですが、毎日満充電をキープできる方はPHEV車両の方が良好な燃費を維持できます。

PHEVを無限としたのは短距離走行分を充電で賄うことができればガソリンの消費がないからです。

PHEVの優れた点がここになります。

ただし、今後ガソリン価格が下がり電気代は上昇もしくは高値キープの状態になると充電をするメリットがなくなりハイブリッド車両の方が低燃費となる場合もあります

電費

電費とは電力エネルギー源の単位容量あたりの走行距離、 もしくは一定の距離をどれだけの電力で走れるかを示す指標になります。

ハイブリッドではほぼガソリンで発電し走行する為燃費に反映されていますが、PHEVでは充電が可能な為運転開始時のバッテリー残量によって変わってきます。

今回は、家庭で常に充電可能な状態での走行バッテリーでの走行について紹介します。

PHEVは車両によってどの程度走行性能に振っているのかが違う為簡易的な計算ですが、条件をできる限り合わせる為、ハリアーハイブリッドとハリアーPHEVで比較します。

カタログ値でPHEVのバッテリー容量が18.1kW、走行可能距離が93kmとなっています。

走行バッテリーは劣化抑制で3割程度使用できない部分があり使用可能容量としては約13kW

走行可能距離は実際にはカタログ値より落ちますので75kmと仮定します。

13kWの充電に電気料金40円とすれば13×40=520円なので520円で75km走行可能です。

ハイブリッドで75km走るのには1ℓ20kmと仮定して3.75ℓ必要です。

2025年5月現在、全国平均が1ℓ183円なので183×3.75=686円必要です。

上記計算ではハイブリッドの平均燃費を使用していますので近距離のみで計算すると差は開きます。

近距離やバッテリーで走行可能な距離内であれば圧倒的にPHEVの方が低燃費になります。

2025年現在電気単価もガソリン単価も同じく高価格を推移しています。

今後ガソリン単価のみやすくなるようなことがあれば逆転する可能性はありますね。

加速性能

同一車両のハイブリッドとPHEVで比較した場合、PHEVの方が加速性能が高いです。

電気のメリットとして瞬間的な加速力がありますよね。

バッテリー容量が多い分馬力に回すことができるのでPHEVの方が加速が早くなります。

例として2022年モデルのハリアーで0-100km加速度を比較すればハイブリッド7秒台に対してPHEVは6秒台です。

ただし、加速するということは燃費を犠牲にしているということは忘れてはいけません。

キックダウンによる加速に関してはPHEVの方がエンジンが止まっている可能性が高くアクセルを踏んでから加速までのラグが大きく感じます

事前に充電モードに変更するなどしてエンジンを起動しておけばスムーズな加速を得られます。

走行時の快適さ

個人的な回答になりますが、PHEVの方が快適に運転できます。

その一つとしてバッテリー走行とガソリン走行の切り替わりがあげられます。

ハイブリッド車両ではガソリン走行からバッテリー走行に切り替えるために一度アクセルを緩めて切替える必要があります。

切り替わらないとガソリン走行のままで燃費が悪くなるためですね。

切り替わっているか確認するのが地味にめんどくさいです。

その点PHEVでは基本的にバッテリー残量がなくなれば勝手にエンジンを起動し、充電する為アクセルワークを気にする必要がありません

高速走行時など一部エンジンを使用して走行することはあります。

上記は三菱製のPHEVになりますので他の車両でバッテリー残量が空になった場合にハイブリッドと同等の走行をする車種の場合上記メリットは感じれないと思います。

バッテリー↔エンジンの切り替わり

バッテリーとエンジンの切り替わりに関してはどちらの車両もスムーズに切り替わります。

PHEVの方がエンジンを起動していない時間が長い為エンジン起動ノイズに違和感を感じやすいです。

といっても音楽をかけていれば気になることでもありません。

点検整備

エンジンオイル

エンジンの停止時間の長いPHEVでもエンジンオイルの劣化は進んでいく為年に1回は最低でも交換する必要があるのかな?と感じます。

私自身どちらの車両も年間1万キロ程度なので年に1回オイル交換を行っています。

ブレーキパッド

PHEVで回生ブレーキをうまく使用される方はブレーキパットの消耗は目に見えて減ります

私自身9万キロ程度走行していましたが一度も交換しておらず、次かその次の車検で交換が必要になるタイミングでした。

ハイブリッドになり回生ブレーキの調整ができなくなってからは目に見えてホイールに付着しているブレーキダストが増え洗車の手間も増えています。

バッテリー

走行用バッテリーの寿命を迎えた場合にはPHEVの方が交換費用が高くなります。

積まれているバッテリー容量次第ですが、PHEVで100万円はかかると思ってください。

充電頻度等で変わりますが、PHEVの走行バッテリーは7年で3割程度はバッテリーが劣化します

まとめ

個人的になりますが、家庭で充電可能な場合であればPHEVをおすすめしたいです。

加速性能、静穏性だけでなくいざというときに電気を取り出し使うこともでき様々な趣味で活躍することができます。

私は、引っ越しに伴い充電が難しくなってしまい手放すことになりましたが、充電可能であれば乗り続けるか新しいPHEV車両に乗り換えしていたと思います。

金額的には高くなってしまいますが、2025年現在では国からの補助金、場所によっては県や市からの補助金が配布されており多ければ100万円ほど補助を受けることができます。

すべての県が補助金を行っているわけではありませんので事前にどのような補助があるのかご自身で調べてみてください。

ただし、外部充電メインで考えられている方はPHEVをあまりお勧めできません。

私が所持していたころは家庭充電も外部充電も充電コストはあまり変わらなかったのですが、2025年現在では電気代高騰により充電カードの内容も改悪され外部充電全体が割高になっています。

外部充電で待ち時間が掛かる+充電単価も高いとなるとメリットはないと思います。

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