金属性のギアはキャンプや登山などで便利なアイテムですよね。
アウトドア用ギアは丈夫で機能性が高い為、マグカップなどはアウトドアだけでなく自宅や職場での普段使いにも活躍してくれます。
今回はアウトドア用ギアの中でも多い材質であるアルミ、チタン、ステンレスのとれがおすすめなのか紹介したいと思います。
- これからキャンプを始める方
- キャンプ用ギアを探している方
- 材質ごとの素材の違いについて調べている方
- 雑に扱っても壊れにくいものを探している方
それでは興味がある方は下記をご覧ください。
キャンプ用ギアの選び方
アウトドア用ギアの選び方としては、主に家庭用の陶器製を使用するか収納性や剛性に特化した金属製の物を使用するかになると思います。
陶器製
陶器製は家庭にある物を使用することができ初期費用が掛からないことや購入するとしても100均などで揃えることもでき、おしゃれで安く手に入ることができやすいのが特徴ですよね。
扱い方によってはすぐに割れてしまうのがデメリットになります。
金属製
金属製のギアで多いのがアルミ、チタン、ステンレス製の3種類になります。
陶器製マグカップに比べて軽く丈夫で持ち運びしやすいのが特徴ですよね。
おしゃれじゃないかというとおしゃれな見た目だと思いますのでここは好みになると思います。
今回はアウトドア用としてよく使用される金属製について紹介したいと思いますね。
材質ごとの特徴
金属の重さとしてはステンレス→チタン→アルミの順番になります。
チタンは軽いと聞きますし実際にアルミと持ち比べるとそんなに変わらないですよね?
なぜかは各特長で紹介したいと思います。
それでは一つ一つ特徴を紹介したいと思いますね。
ステンレス
ステンレスの特徴としては、
- 錆に強い金属
- 熱に強い
- 熱しにくい代わりに冷めにくい
- 他の材質に比べ重たい
錆に強いというのは過酷な状況可で使用することの多いキャンプや登山に向いていますよね。
熱に強いのは焚火で何かをする場合に向きます。
一度温まれば冷めにくいのはマグカップとしてもトレックで料理する場合でも便利ですよ。
その代わり、熱伝導率が高くないことから熱ムラができやすくなってしまいます。
焼き物系の料理は苦手ですよ。
チタン
チタンの特徴としては、
- 強度が強い
- 軽い
- ステンレスよりも錆びに強い
- イオン化しない
チタンは金属の中でも最大クラスの強度です。
ステンレスの持っている特徴を持っておりステンレスより軽いです。
なぜアルミの方が重いのに軽く作ることができるのかですが強度が強いことに理由があります。
強度が強いということは素材を薄くするとこができますよね。
材質の量を少なくしても、強い強度かつ軽くすることができるということになります。
錆に強いということですが、チタンは表面に酸化被膜があり傷が入っても急速に皮膜を再生成することから金属を保護できるんですよ。
そしてイオン化しないということは素材の味を変えないということです。
焼いたり温めたり口を付ける物でも素材の味を変えない為、素材そのものの味を楽しめます。
メリットとして軽いということを紹介しましたが軽いということはデメリットでもあります。
中に何も入れていない状態で置いておくと強風で転がることがあります。
気づけば地面に落ちてたなんてことにならないように注意してくださいね。
アルミ
アルミの特徴としては、
- 熱が伝わりやすい
- 軽い
- 強度があまり高くない
- 傷が入りやすい
アルミは熱が伝わりやすいことから食材に素早くムラなく熱を伝えることができます。
アルミの素材自体は軽いのですが、強度があまり高くないことから厚くする必要がありチタンと重さが変わらなくなります。
強度が高くないということは傷が入りやすいということにもなります。
熱が伝わりやすいことからトレックなど料理系のギアには向いていますが、マグカップなどは飲み口が熱くなりやすいことから向いていません。
各材質のおすすめ使用用途
ステンレスは、焚火など直接火に充てることができるギアです。
焚火料理であったり焚火でケトルを温めるなどそういったものに使用する場合におすすめです。
焚火料理の場合はすすがついて黒ずんでしまいますので苦手な方は注意してください。
チタンに比べ安価ということもあり、すすがついて黒く変色したギアが好きな方は価格の安いステンレスを選ぶ方は多いです。
チタンは、お湯を温める料理(ラーメン、パスタなど)に向いています。
熱伝導率は悪いのですが強い強度から薄く作れることで早くお湯を沸かすことができます。
チタンは焼き色がきれいに出せるのが特徴でもありそういう色が好きな方はチタンを選ばれます。
と言っても焼き色をきれいにつけるのって難しいのですが。
チタンとステンレスの使い分けはもちろん好みになりますが、焚火をガンガンするならステンレス、ガス火などならチタンを基準に考えてみてはどうでしょうか?
アルミに関しては、熱をムラなく伝えることから焼き物や炊飯に向いています。
熱伝導が良すぎるのでラーメンを作ってそのまま食べるやマグカップなど直接口を付けるものには向きません。
融点は高くないので焚火に直接置くなどの用途はお勧めしませんよ。
溶けてしまう可能性があります。
まとめ
私は、チタン製をメインに揃えています。
やはり軽いというのは荷物がかさみやすいキャンプでは重要かな?と考えています。
強固なためぶつけても何かを落としても変形しにくいこともメリットですよね。
焼き色がついてくると自分だけのキャンプギアって感覚も増しますのでおすすめです。
材質の選び方は参考になったでしょうか?
ステンレスかチタンについてはどちらか好きな方、炊飯などアルミが特化した料理ではアルミを使用するという考え方もありだと思います。
今回紹介した用途以外で使用しても問題ありませんので一つの参考にしていただけると嬉しいです。
- 焚火系に強いのはステンレス
- 持ち運び含めオールラウンド使いやすいチタン
- アルミは特化型
チタンマグのおすすめサイズについて下記記事で紹介していますのでよければ見てみてください。