だいぶ普及してきたとはいえ、本体価格は高くまだまだ購入までに至らない部分も多いと思います。
その中の一つに長く乗った後の買取価格が気になっている方も多いのではないでしょうか?
車両の売却価格は次の車両の頭金として考えている方も多く重要な部分になると思います。
今回は、車両乗り換え検討中に買取見積もりを貰ったので紹介します。
それでは興味がある方は下記をご覧ください。
売却を考えた理由
私の所有している車両は三菱のアウトランダーPHEVです。
約9年所有しており、半年後に車検があることから乗り換えするか、乗りつぶす予定で乗り続けるかの2択のタイミングであったので売却見積もりを出してもらいました。
10年10万キロを超えると買取価格が大きく下がるイメージがあるんですよね。
乗っていて違和感は感じないことや、走行用バッテリーも三菱の保証で2年前に新品になっており不満点はありません。
ですが、長く乗っていく中で長期間運用された実績の少ないPHEVという車両なので、今後不具合の出てくる部分に見当がつかないことや、仮に電気系統のトラブルの場合に修理費用のイメージがつかないことが悩みです。
車両状態
2015年式アウトランダーPHEV Gプレミアムパッケージ (マイナーチェンジ後)
カラーは黒
走行距離83000km
新車時の車両価格459万円(オプション込みで乗り出し530~550万くらいだったかと)
査定に影響しそうなポイントは、純正ナビ、サンルーフ、皮シート、全周囲カメラ
その他メーカーオプションとして、電子温水ヒーター、ルーフレール、ロックフォードスピーカーなどです。
ディーラーオプションも多数ついていますが、査定に影響がないので省きます。
2022年に走行用バッテリーを新品に交換しており、2023年9月時点で残容量99%でした。
車両の状態はアウトドアで使っていることから年式相応の傷はついています。
外装は洗車傷ちょっとした線傷のようなもの多数、内装はアウトドア関連の道具などの出し入れで傷が入っています。
シートに関しては、年式相応で比較的きれいな分類なのではないかな?と思います。
購入時の補助金
上記では車両価格のみを記載していますが、実際はもっと安く購入しています。
PHEV車はクリーンエネルギー自動車導入促進補助金の対象となります。
購入当時PHEV車の補助金は確かですが35万円でした。
車両価格としては実質424万円になります。
2023年度の補助金で説明すると購入時の国からの補助金は55万円になります。
都道府県や市町村などの自治体によっては個別に補助金を設定している地域もあり、東京都であれば2023年度は最大55万円になります。
最大110万円の補助金を受けることができるので、2023年モデルのアウトランダーPHEVの車両価格は中間グレードのGで550万円が440万円まで下がります。
となるとオプション・納車費用等込みでも500万以下で購入できるのではないでしょうか?
注意点としては、
- 国の補助金は購入者全員
- 自治体の補助金は対象地域の住民票・車庫証明が必要
- 車両を4年未満で売却する場合返却が必要
- 予算がなくなれば終了
国の補助金
購入車両が補助金対象であれば全員が受けることができます。
都道府県の補助金
東京都であれば最大55万円とかなりお得に購入することができるのですがこれには問題点があります。
補助金の設定がない地域も多いことです。
補助金目当てで引っ越しをする人も少ないと思いますので受けれたらラッキーだと思っていた方がいいですね。
車両を4年未満で売却
長期的に乗ることを前提に補助金受けることができるので4年未満で売却する場合には補助金の返金が必要になります。
全額返金ではなく所有期間に応じての返金になります。
仮に車両売却後に返金せずに次の車両を購入した際、補助金対象の車両であっても受けることができませんので短期売却した場合にはきちんと返金対応をしましょう。
予算がなくなれば終了
年度により予算が決まっていますので年度末に購入検討中の場合は予算状況の確認をしてください。
売却価格
買取としては、三菱ディーラー、大手買取業者2か所の計3か所で確認しました。
G社で売却した場合、リセールバリュー26%程度と悪くはないのではないでしょうか?
補助金含めると28%になります。
三菱ディーラーに関してもずっと車検等でお世話になっている店舗なので買い叩かれている訳ではなく利益等考えると限界近いのだと思います。
この時の購入予定車両がデリカD5の一番上のPグレードだったので購入車両から利益も取れると考えると、もう少し利益度外視で買取価格上げてくれてもいいのかな?とは思いましたが…。
といっても同年式同走行距離で中古車両を調べると200万前後で販売されています。
それなりに利幅をとられているのには変わりないと思います。
走行用バッテリーの交換に関しては、査定UPにはなりません。
逆にいうとバッテリーが劣化していても走行に問題なければ査定DOWNにはなりません!
自腹で交換して長く乗るくらいなら売却して乗り換えましょう。
バッテリー交換費用が次の車両の頭金になります。
2024年現在、現環境で自腹でバッテリーを交換してメリットのある人はほとんどいません。
実際は3月の繁忙期に向けて車両を集める時期だと思うので交渉すればもう少し値段は上がるのではないでしょうか?
まだ売却は決めていないのでこれからどうするのか判断したいと思います。