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PHEV・PHVのメリット・デメリット

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環境規制が厳しくなっていく中、ガソリン車からハイブリッド車に変わり、次は電気自動車、プラグインハイブリッド車に変わってきていますね。

電気を蓄えておけることから新しいキャンプスタイルであったり、釣りにも役立てることができるのではないかと思われている方も多いかと思います。

ですが、実際EV、PHEV・PHVってどうなの?まだ早いんじゃないの?

と思われている方も多いと思いますので、今回は私が所有しているアウトランダーPHEVに乗って感じたことや経験からどんな人におすすめなのか紹介していきたいと思います。

購入メリットのある方
  • 持ち家の方
  • 車内で長時間コンセントを使用する必要のある方
  • 家の徒歩圏内に充電スポット設置されている方
  • とにかく名前がかっこいい

それでは興味のある方は下記をご覧ください。

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PHEV・PHVとは?

PHEV・PHVとは何なのか?

PHEVはプラグインハイブリッド電気自動車PHVはプラグインハイブリッド自動車の略となります。

あまり違いはないのですが、前者は基本的な走行は電気になります。

バッテリーが空になってもエンジンを起動し、発電機を回してバッテリーへ充電することでその電気を使用して走行することができます。

高速域での走行や急加速時は例外的にエンジンで走行しますが、基本的には電気走行になります。

後者はバッテリーが空になるまでは同じですが、バッテリーが空になってからはハイブリッド走行になります。あくまでエンジンのアシストに電気があるという位置づけです。

ただし、レクサスNX PHEVはRAV4 PHVをもとに作られているのでPHVとなるはずなのですが、今回PHEVとしたことで世界的な名前の統一を図るのか?何か違う意図があるのかもしれません。

ただし、名前が違ってもほぼ同じなので特に気にすることはありません。

充電の仕方

充電についてはガソリンの給油と違い時間がかかってしまうんですよね。

基本的には専用の200Vコンセントから充電することになります。

家庭用の100Vコンセントから充電することができますが、充電時間がかなり長いこともあり(バッテリー容量によりますが、13kWのアウトランダーPHEVで程度の充電が必要)あまりお勧めしません。

200V充電で3~4時間程度の充電時間になります。

追記:2021年以降のアウトランダーPHEVではバッテリー容量が20kWとなり、100V充電が24時間、200V普通充電で7~8時間程度時間が掛かります。

家庭に200Vの専用コンセントを用意しないといけないので持ち家以外の方はあまりメリットがなくなってしまいます

賃貸住まいだと大家さんが充電設備の設置をOK出してくれないですよね。

例外的にですが、家の徒歩圏内に充電設備が設置されている施設がある場合は検討の余地はあります。

あまり普通に紹介していい方法ではありませんので言葉を濁しますが、自宅からの徒歩圏内に充電設備がある、充電時間は3~4時間というところから察してください。

お店の方には一言声をかけておいてくださいね。

家以外では充電できないの?

上でも紹介したように外出先でも充電は可能です。

急速充電と普通充電があり普通充電が200Vの充電と同等になっています。

大型ショッピングモールやコンビニ、道の駅などで見かけたことがある方もおられると思います。

大型ショッピングモールでは両方、道の駅、コンビニでは急速充電が設置されていることが多いです。

ですが、無料で使用できるものではなく料金がかかります

また料金形態がメーカーごとによって結構異なる金額となっており、ここで紹介しきれませんので自分の気になる車両メーカーのカードを検索してみてください。

基本的に車両を購入しないと契約できません(車体番号が必要)ので車両はトヨタだけど家の近くに三菱ディーラーがあるから充電カードは三菱にする、など好きなカードを契約することはできません

急速充電に関してですが、30分で空から約8割まで充電できます。(車種によって違いあり)

急速充電を多用するというやり方もありなのですが、地味に料金がかかるんですよね。

普通充電だと契約プランによっては無料ってのもあるのですが、急速充電は有料です。

また、1分/円の計算式になっていますので私の車両で30分240円、走行距離は約32㎞とガソリンとあまり変わりません。

三菱充電カードなら三菱に設置されている急速充電を使用すると1分/5円と30分充電しても150円になりますので、急速充電を使うにしても三菱店舗以外では使わないです。おとなしくガソリンで走った方が時間もお金も無駄になりません。

RAV4 PHVはバッテリー劣化を抑えるために急速充電に対応していませんので検討されている方は注意してください。

ちなみにRAV4 PHVは200V充電で約5時間、100V充電で約27時間となります。

ガソリンはどの程度使う?

満充電時の走行可能距離がカタログ値でアウトランダーPHEV約60㎞、RAV4PHVで約100㎞となっています。

なぜこんなに違うのかというと搭載されているバッテリー容量がアウトランダー約13kW、RAV4約18kWとRAV4の方が多いためです。

追記:2021年モデルの新型アウトランダーはバッテリー容量増加の為、RAV4と同等程度の走行可能距離を確保しています。

その距離内の通勤距離でしたら基本的にガソリンを使用することはありません。

私の場合片道6㎞の通勤距離ですので基本的にガソリンは使用しませんが、賃貸住まいということもあり3日に一回程度充電しにいかないといけないのでその時間分のコストはかかってしまいます。

また、バッテリーは劣化していきます。

年間で平均していくと一年当たり3%ほど悪くなってきています。

今まで行けてた距離がバッテリーだけでは足りなくなることが出てきますので注意が必要です。

たけるくん
たけるくん

よく行くキャンプ場が片道36kmくらいなのですが、満充電で片道分まかなえていたのが最近では少し足りなくなりました。

また、アウトランダーではバッテリー交換に約100万円かかるそうなので長く乗られる方はそこのコストにも注意しないといけませんね。

もっと普及してくればここのコストも下がってくるのかな?と思いますが…。

ガソリン走行時の燃費ですが、同クラスのハイブリッド車と同等の燃費は出ますが、バッテリー分重量が増加しますので若干劣ってしまいます。

私の車でリッター16㎞前後は出ていますので十分なのではないでしょうか?(ガソリン走行時は長距離が多いので街乗りだともっと悪くなります

メリット・デメリット

メリットとしては電気による加速性能、電気走行時の静穏性です。

ただしアクセルを強く踏んでしまうとエンジンアシストがかかります

普段からアクセルをガンガン踏む人には頻繁にエンジンアシストが入ってしまうので向いてないかもしれません。

近くのディーラーさんで試乗して確認してみましょう。

回生ブレーキによる充電もメリットとして挙げることができます。

私自身用事で出掛ける際に山を越えることが多いのですが、下り坂で自重で進む以上の力は回生ブレーキを使ってバッテリーの充電をすることができます。(HV車でもできるのですが、すぐバッテリーがいっぱいになるんですよね)

ガソリン車であれば下り坂では自重で進む分ガソリンの節約ができる程度なので結構差が出ます。

ガソリンの補給に関しても隣町の方が安い、近くのガソリンスタンドは週末の方が安くなるなど地域の状況が色々あると思います。

ガソリン車やHV車は、なくなればすぐに補給しないといけないですよね?

PHEV車であれば週末まで待つ、隣町に行く予定がある日についでに補給する。

それまでは充電して走るという選択肢もできます。

 たけるくん
たけるくん

私の近辺では週末7円ほどガソリンが安くなるのでかなりお得に補給できてます。

デメリットとしては充電時間です。

何かのついでならいいのですが、充電の為にその時間を拘束されるのが地味に痛いです。

充電中ACコンセントは使用できませんので、コンセントを使って時間つぶそうと考えてる方は諦めましょう。

 たけるくん
たけるくん

PCモニターとゲーム機準備して充電に行ったのに意味ありませんでした…。

このデメリットは家で充電できる方にはあまり関係はないですね。

ただし初期投資で充電設備に10万円前後かかりますのでご注意ください。

また、新車価格の差も悩むポイントですよね。

車種によりますがガソリンモデルと比べると100万円以上違います。

そして、純粋な走行だけで考えるとその差額を回収することはできません

なので購入を検討される方は他の付加価値を自分の中で見つける必要があるのかな?と思います。

キャンプ、車中泊はどう?

オートサイトなどすぐ隣まで車を持ってこれる場合にはあると便利です。ただし、私のキャンプスタイルにコンセントは必要ないので使っていないです。

今流行りのグランピングに近いキャンプをしたい方には電気がたくさん使えますのでお勧めできます。

車中泊に関しましては中で自由に生活すると考えるとあまり快適性はないかと思います。

私の身長は173cmですが、胡坐をかいて天井に頭が当たるかどうかの高さしかありません。

足を延ばして寝るのはギリギリですので、私より大きい方は斜めに寝るなど対策を取らないといけないと思います。

ただし、コンセント、エアコン等はバッテリーさえあればいつまでも使えますのでそこの快適性は最高といえます。(出先でのブログ更新とかPCのバッテリーを気にしなくていいので楽です。)

そして、夏場窓を開けなくても快適なので、虫を気にしなくても大丈夫です。

複数車中泊されているような場所では夜間にエンジンがかかると周りの方の迷惑になりますので、事前に満充電まで充電しておくようにしてくださいね。

釣り・って便利な場面ある?

今まで釣りに行っていて感じたことは車内でお湯を沸かして軽食を食べることができるので虫等気にしなくていいのはありますが、個人的にはキャンプ用のバーナとかを使用し、外でやるのが雰囲気が出ていいなって思います。

小型船を使われる方は何日か遠征に出かけても魚探等のバッテリーの充電、エレキモーターの場合はその充電もできますのでそこの安心感はありますよね。

一日だけの場合でも移動中に念のため充電することもできますし。

そう考えると朝マズメで出艇、日中は休憩&充電、再度夕マズメで出艇なんてこともできるわけです。

ガソリン船外機でもストックを置いておけば上記使い方はできますが、魚探等のバッテリー充電はこういう車でないと難しいのかな?と思います。

まとめ

個人的には購入するのはまだ早いと思います。

買い時は、複数車種が登場してバッテリーの単価も下がってくれば値段も抑えられますし買いやすくなると思います。

私は購入しましたのでしばらく乗り続けますが、もしハイエースのPHEVがでればそちらに乗り換えます!商用車なので可能性は薄いですが…。

特殊な趣味をお持ちの方は十分生かせる魅力的な車両になっていると思います。

今一度自分に必要な要素を考えてみて検討してみてはどうでしょう!

購入メリットのある方
  • 持ち家の方
  • 車内で長時間コンセントを使用する必要のある方
  • 家の徒歩圏内に充電スポット設置されている方
  • とにかく名前がかっこいいそれだけでいいって方

効率の良い運転の仕方について記事を書いていますのでよければご覧ください。

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