カヤックフィッシングを始めると魚探が欲しくなりますよね?
魚探も色々なメーカーから販売されておりどの魚探がいいのか悩んでしまいます。
今回は私が購入したホンデックスPS-611cnⅡについて紹介したいと思います。
- 魚探を探されている方
- カヤック用の魚探のおすすめが知りたい方
- カヤックフィッシングに興味がある方
それでは興味がある方は下記をご覧ください。
魚探とは?
魚探とは魚群探知機の略になります。
超音波を受発信する振動子と呼ばれるものからのデータをディスプレイに写し、水中の魚群の有無や量サイズなど知ることができます。
最近ではGPSが内臓されていて地図を表示することができる物もあります。
初めて行くところや釣りに夢中で場所が分からなくなっても地図があれば無事帰航することもできますよね。
魚探を販売されているメーカーとしては、ホンデックス、ガーミン、フルノ、ローランス、シマノなどがあります。
ホンデックスPS-611cnⅡを選んだ理由
カヤックは小型ボードなどに比べて荷室があまり広くないという特徴があります。
エンジンで動く船に比べ、手漕ぎ、足漕ぎのカヤックだと抵抗を少なくするために小さくなるのはでしょうがないですよね。
このモデルは、電池もしくは本体に取り付けれるバッテリーで駆動させることができるので荷物を最小限にすることができます。
殆どの魚探は外付けのバッテリーに接続しないといけなくなるため荷物が多くなります。
カヤック内に荷室を備えている物も多いのですが、バッテリーと本体を繋がないといけない為、カヤックに穴あけ加工をしないといけません。
手間なのと船体加工のリスクを考え、難しいことをしなくていいようにこのモデルを選びました。
専用バッテリーで12時間使えるので一回釣行に出ても電源は困らないと考えたのも理由です。
ちなみに標準の電池仕様だと8本必要で8時間程度駆動させることができますよ。
ただし、重要な点として本製品は防水仕様ではなく防滴仕様となっています。
防水とは機器に水が染み込むのを防ぐことで防滴とは機器に水滴が入るのを防ぐこととなっています。
よって転覆した際には壊れる可能性があります…。
瞬間的には大丈夫だと思いますが、長時間水につかってしまった場合は故障の可能性がありますので注意しましょう。
不安な方は防水バッグ等を活用して水濡れ対策をしましょうね!
それでは、ホンデックスPS-611cnⅡにはどのような機能がついているのか紹介します。
電池ボックス一体型のポータブルスタイル
上記でも理由として上げましたが、三乾電池8本で使用可能なので取付場所を選びません。
架台兼前面保護カバーは折りたたむことができるので持ち運びも楽です。
小型ボートやカヤックに最適なモデルとなっています!
コンパクトなサイズとリーズナブルな価格であることと、使いやすい操作感で、はじめての魚探でも安心して使うことができます。
と言っても5万円程度と魚探の中ではリーズナブルですが、十分高いですよね。
Deepモード搭載
今回のモデルからDeepモードという機能が追加されました。
使用する水深に応じて本体のモードを切替ることで、魚探周波数を50kHzと200kHzから選択できるようになります。
50kHzは200kHzよりもさらに深い水深まで届く特性があり、200kHzが届かないようなエリアでの釣りに大変役立ちます。
ただしDeepモードを使用するには振動子のTD25が必要です。
標準モデルにはこの振動子がついていないので注意してください。
カヤックだとあまり深い水深にはいかないと思いますのでなくても問題ないと思います。
出かける予定の海域の水深に合わせて購入を検討しましょう。
私は念のために購入してみました。
GPSアンテナ内蔵&全国地図内蔵
GPSアンテナ内蔵でアンテナの配線が不要です。
全国地図を内蔵しており、プロッター画面と魚探画面の同時表示が可能となっており、魚探画面の反応を見ながら気になるポイントをマークすることができます。
地図/魚探画面はワンタッチで簡単に切り替えできますので移動時は両方の情報を表示して魚の反応があれば魚探画面に切り替えて大画面で確認するなんてこともできます。
ボンディング液晶採用
今回のモデルからボンディング液晶を採用しました。
液晶ディスプレイとカバーガラスを特殊技術で貼り付けることで視認性がUPしています。
偏光サングラスにも対応しているので色ずれなくクリアな画面表示を実現しています。
太陽光下でも見やすくなっているとのことですが、確かに見えないということはないのですが、別売りのカバーを取り付けておいた方がいいのかな?と感じました。
魚探オート機能
オートレンジ(深度)・オートゲイン(感度)に設定すれば全自動で動作してくれますので、設定に時間をかける必要がありません。
購入すればすぐに海で試すことができるんです!
オートレンジ…常に海底を表示できるように魚探の深度(表示レンジ)を自動的に切り替えます。
オートゲイン…海底の反応が常に一定になるように感度を自動調節します。
初心者に優しい機能ですよね!
ちなみに、オート機能のON/OFFは魚探画面左側に表示されています。
一目で今オートなのか確認することができますよ。
フィッシュマーク表示
魚の反応をフィッシュマークで表示してくれます。
見た目で魚の居場所を判断できるので、初めて使用する方や、まだ表示に慣れていない人でも扱いやすいです。
また、魚の反応を識別してアラームでお知らせするフィッシュ アラーム機能も搭載しています。
魚探を見ていない時でも反応が分かるのでこれも初心者に便利な機能ですよ!
記憶点数機能で釣れた場所にマーク可能
釣ったポイントや気になるポイントをマーク入力して残せます。
自分が走った航跡を残せるのでどこを通ってきたのか知ることができ次に行くときに便利ですよ。
目的地をセットすることで、目的地までのおおよその距離・時間を知ることもできます。
釣れた場所は、魚が好む何かがある場所ということでもあるのであると嬉しいですよね。
フィッシュマークのついている場所で実際に魚を釣ってみましたが30cm以下のサイズの反応の場所で50cmほどの真鯛が釣れました。
あくまで参考程度にしましょう。
底質判別機能
海底の硬さを数字(0~20)とグラフで表示します。
数字が大きいほど硬い海底である可能性が高くなりますので、おおよその底質変化を把握できます。
底質変化を一目瞭然で知ることができますよ!
底質が分かれば目的の魚に絞って狙うことができます。
仕様
参考までに仕様を載せておきます。
価格としては、下記のようになっています。
どのモデルでも本体の機能自体は変わりませんので、自分に必要な物を購入してみてください。
後で追加で購入すると高くつくのが振動子です。
Deepモデルは標準振動子の代わりにTD25が付属していますので価格が抑えられています。
後からTD25を購入すると14000円ほど掛かってしまいます。
まずは50kHzで深い海底を探ることがあるのかどうかで選んでみてはどうでしょうか?
バッテリーは、セットで買ったから安いというわけではないので必要になったら買うでも問題ありません。
ちなみにここで紹介したモデルの他にワカサギ用の振動子を取り付けたモデルも販売されています。
ワカサギ狙いの方はそちらの購入を検討してみてくださいね!
まとめ
どうだったでしょうか?
私も初めは高いしどうしようかな?と考えていたのですが、釣りに行っても狙った魚が釣れない時にあったらいいのになという思いもあり購入に踏み切りました。
購入時が真冬ということでまだ使用できていませんが、春先が楽しみで仕方ないです。
皆さんの購入の手助けになればうれしいです!
ちなみにシーズンインすると中々入手できないことがあります。
今年は魚探を使って大量目指すんだ!
という方は春が近づく前に購入しておくのがいいかもしれません。
2022年2月現在、通販系は定価販売のところが多いですので、贔屓にしている実店舗があれば取り寄せできるか確認してみてもいいと思いますよ!