三菱自動車でEV・PHEV車を購入された場合は充電カード入会の検討をされると思います。
店舗によっては詳しい説明をしてくれなくてどうしたらいいのか分からない場合もあります。
私が入会から長期間使用して感じたメリットを紹介します。
- 三菱自動車PHEV車購入検討中の方
- 三菱自動車PHEV購入された方
- 充電カードを契約するか悩んでいる方
それでは興味がある方は下記をご覧ください。
三菱自動車電動車両サポートとは?
「三菱自動車 電動車両サポート」は、eMPネットワークの充電器が利用できる充電カードとEV/PHEVのカーライフを充実させる各種サービスをパッケージにした三菱自動車のEV/PHEVユーザーのためのサポートプログラムです。
どのようなサポートがあるのかですが、
- eMPネットワークの充電器がお得な料金でご利用可能
外部充電を行う場合に充電カードを所持していない場合かなり割高になってしまい充電する価値がなくなりますので家庭外で充電される予定の方は必須になります。
- 充電器の満空情報が分かるスマホアプリで、EV/PHEVでのおでかけが便利
アプリを使用することで周囲で充電設備のある場所や満空情報を知ることができます。
現地についても使用中だと待ち時間が発生してしまうので事前に知らべておけば時間調整もしやすいですよね。
- 帰宅費用補償付の充実・安心のロードサービス
電欠・ガス欠時の対応、バッテリー上がりやキー閉じこみなどの簡単な対処から自走不可時の搬送や帰宅・宿泊サポートなどの保証があります。
- レンタカーやレジャー施設、飲食店などの特別割引サービスもご提供
優待サービスに関しては下記にURLを添付しておきますので確認してみてください。
優待サービスについて | 三菱自動車 電動車両サポート (mitsubishi-motors.co.jp)
- 駆動用バッテリー容量測定・充電スポット更新(プランによる)
年1回の駆動用バッテリー容量測定と年2回充電スポット更新が無料で付いてきます。
上記記事でバッテリー保証について紹介していますが、この測定を行わないと保証を受けることができませんので毎年定期的に容量を測定することをおすすめします。
毎年測定が必須というわけではありませんので用途に合わせてプランを決めてくださいね。
充電スポット更新に関しては専用ナビを取り付けていないと意味がありませんが、ナビに入っている充電スポットの更新を行うことができます。
公式は年に4回の更新を行っていますので気になる方は定期的に更新をおすすめします。
入会資格
三菱自動車製の電動車両
※複数の車両をお持ちの場合、お車1台ごとのお申込みが必要となります。
レクサスNXPHEVに乗ってるけど三菱の会員カードの方がメリットありそうだからカードだけ三菱にしようとしても入会できません。
入会に車両番号が必要なので諦めましょう。
厳密には入会時に車両の確認があるだけなので三菱車から乗り換えた際に会員を継続すれば他社PHEVでも三菱カードを使用できると思いますが問題ないとの確認はとれていませんので自己責任でお願いします。
各種プラン
*1 入会金・月額基本料金はご登録いただいたカード1枚ごとに発生します。
*2 コンビニ払いを選択された場合でも銀行振込となる場合があります。
*3 充電量は車両の仕様・駆動用バッテリーの残量および状態などにより異なります。
充電器の仕様によりコネクターを抜くまで、終了ボタンを押すまで、コネクターを戻すまでを利用時間として計算する物があります。
条件に関しましては外見からの判断がほぼできませんので余裕をもって利用しましょう。
*4 無料分はプレミアムプラン月額税抜金額1,500円(税込1,650円)に含まれます。
*5 ベーシックプランよりさらにお得なサービスを利用いただけます。
※一部カーナビ向けの「カーナビ充電情報更新サービス」も継続しております。
*6 月次請求額のうち、充電器利用料については税抜充電器利用料の合算の小数点以下を切り下げし、消費税を乗じた金額となります(小数点以下は切り下げとなります)。
プランは上記表のようになっています。
おすすめのプラン
個人の場合ベーシックもしくはプレミアム、法人の場合はコーポレートになります。
法人については表以上の情報は持ち合わせていない為個人会員について紹介したいと思います。
ベーシックプランのメリットですが、月額料金が安いということになります。
三菱店舗に設置されている充電設備以外利用しません!という方以外はメリットがありません。
カテゴリAの急速充電を30分利用した場合、アウトランダーPHEVだと8割前後の充電ができますが新品の駆動バッテリーでは48km程度の走行距離分の充電量になります。
30分で約400円の利用料金になりますのでレギュラーガソリンを1ℓ150円と仮定した場合、2.7ℓ分となりますよね?
リッター当たり17.7km程度となります。
そしてあくまでカタログ値からの計算ですので実走行ではもう少し落ちてしまいます。
結果的にガソリン走行燃費とほとんど変わりません。
上記計算は新品時のバッテリー容量になりますので、バッテリー容量が低下すれば低下するだけ充電30分当たりの走行可能距離が低下してしまいます。
上記から入会するのであれば基本的にプレミアムプランをおすすめします。
プレミアムプランですとショッピングモールで買い物中や映画を見ている間に普通充電で充電することができますよ。
どれだけ充電しても無料なんです。
充電しながら車で寝ることもできますよ。
入会時の注意事項
注意点が2つあります。
入会してからカードが手元に届くまでに1週間程度かかります。
申し込みには車体番号とナンバープレートが必要になりますので購入ディーラーに分かり次第連絡をしてもらうようにして早めに申し込みをしましょう。
カードが手元に届くまではガソリンで走行することになります。
プランの変更ですが、入会・前回の変更から1年未満での変更は3300円かかります。
一年後であれば無料でプランの変更を行えますので環境が変わった場合は変更検討してみてください。
ただし一年間に2回以上変更する場合は都度3300円が発生します。
1年未満での退会でも3300円かかりますので注意しましょうね。
家庭充電できる人の入会メリットは?
基本的に家庭で充電できる人についての入会メリットはありません。
プレミアムプランだとしてもある程度劣化したバッテリーであれば三菱以外の急速充電で充電をおこなってもコスパが良くありません。
ガソリンでも走ることのできるPHEVだからこそ、そういう場合は無理に外出先で充電を行わずに家庭に帰ってから充電する方法をおすすめしますよ。
JAFなどロードサービスに加入されていない方などメリットはあるかもしれませんので自身の環境に合わせてベーシック・プレミアムプランを選んでみてください。
EV車の場合は外出先での電欠に備えて入会することをおすすめします。
出先で定期的に充電する必要がある場合はプレミアムプラン、念のためでしたらベーシックプランを選んでみてはどうでしょうか?
割高にはなりますが入会していなくても充電できる設備はありますので入会しないこともできます。
ロードサービスに電欠時の対応もしてもらえるのでベーシックでも入会をしておいてはどうですか?
プレミアムプランを選んだ理由
私は家庭での充電ができない為、ガソリン走行も検討しましたがせっかくPHEVを購入するのにもったいないなということで入会しました。(当時と現在では多少利用料に違いがあります。)
最初の検討として職場と自宅のちょうど中間に三菱自動車があったことからベーシックプランで急速充電のみの利用を考えていましたが30分待つというのが意外に疲れることに気づきました。
三菱の近くに時間つぶせるものが何もないんですよね。
バッテリー保証を受けるにしても定期的にバッテリー容量を測定していた方が8年目で測定をして71%で保証を受けれないというミスをなくすことができますのでプレミアムプランに入会して定期的にバッテリー容量を測定することにしました。
結果的に急速充電より普通充電を頻繁に行っていますのでよかったと思います。
退会の注意事項
入会するということはいずれ退会する時期がくると思います。
退会には即時退会、月末退会がよくあります。
このカードでは翌月末退会となるので注意が必要です。
乗り換えのタイミングで今月手放すから解約手続きをしておこうとなっても翌月まで月額料金が掛かってしまいます。
また、プランの変更に関しても同じく翌月末までは以前のプランのままとなりますので注意が必要です。
まとめ
どうだったでしょうか?
月額料金がかかってしまいますので選ぶに悩んでしまいますよね?
私もだいぶ悩みました…。
充電以外のサポートを受けたことはないですが、それでもメリットはあると感じていますので入会をおすすめします。
バッテリー無償交換については下記記事で紹介しています。