
電動リールと言えば重い嵩張る操作がめんどくさいと購入まで踏ん切りがつかない方も多いのではないかと思います。
ダイワの最軽量電動リールシーボーグ100Jを購入しましたので実釣した結果を踏まえてレビューしたいと思います。
- 電動リールが気になっている方
- 電動リールとICカウンター付きの手動リールで悩んでいる方
- 手返しが気になる方
- メリット・デメリットが気になる方
それでは興味がある方は下記をご覧ください。
電動リールのメリット・デメリット

電動リールってめんどくさいと思われる方も多いですよね。
リール、ケーブル、バッテリーと準備する物も多くお金も多く掛かるので初期費用としては高額になります。
シーボーグ100Jで実売8~9万円(ケーブルはリールに付属)
バッテリーは1~6万円となります。
かなり高額となりこれが導入に至らない大きなデメリットではないでしょうか?
バッテリーはメーカーから出されているもの以外にも車・バイク用の鉛バッテリーを流用されている方もいます。
初期費用を抑える目的で鉛バッテリーを選ばれる方も多いと思いますが、私個人としては鉛ではなくリチウムイオンバッテリーをおすすめします。
鉛バッテリーのデメリットとして重量が重く持ち運び等が不便になります。
正直リチウムイオンバッテリーでも重いと感じるくらいなので鉛バッテリーを持ち運ぶことを考えると電動でなくてもいいかな?と思います。
ダイワのリチウムバッテリーは5~6万円とかなり高額ですが、汎用品であれば2万円以下で購入できます。
メーカー保証がなくなってしまうので推奨することはできませんが、金額面で妥協するのであれば鉛バッテリーを購入される前にこちらを検討することをおすすめします。
メリットとしては、圧倒的な疲労感の軽減になります。
電動リールを検討される方は50m以上、しいて言えば100m~の水深で使用される目的の方が多いと思います。
手巻きであれば100mの水深だと一巻き1mのリールでも100巻き必要になります。
電動リールの場合ハンドルを巻く操作が不要になります。
一日の中で船の流し直しの数が増えれば増えるだけメリットが大きくなります。
疲労が減るということは当たりの違和感を常に感じ取り続けることができるということにも繋がります。
疲労が増えると集中力が下がってしまいますよね。
小さなあたりに反応するのが遅れてばらしてしまったということは釣り人なら必ずあると思います。
効率よく数釣ることに特化するのであれば電動リールは必要だと感じます。
シーボーグ100Jとは

ダイワから発売された最軽量の電動リールになります。
ダイワのコンセプトである「軽さは感度」は進化を続け、ついに375gの軽量、コンパクト化を実現。
MAGMAXモーター採用でトルクと瞬発力を両立しました。
HYPER DRIVE DIGIGEAR(ドライブギア+ピニオンギア)採用で手巻き性能が飛躍的に向上。
高性能小型両軸リールに比肩する滑らかな巻き心地を実現した。
最大ドラグ力は7kg、最大巻上力は6kgと余裕のパワーを持っています。
ラインキャパはPE1号300m、1.5号200mで、タチウオ、マルイカ、アジ、イサキ、アマダイ、ヒラメ、カワハギほか、タイラバやイカメタルまで幅広く対応します。
電動モバイルセッティングに対応しています。
特徴的な機能を抜粋して紹介します。
電動スロー巻上げ
様々な対象魚に対して有効なテクニックと言われる「ゆっくり巻き」ができる機能。
電動巻上げ速度調整のうち、低速時のスピードをスローに設定。
チョイ巻き/シャクリ
PICK UPスイッチを押せば瞬時に設定した速度で巻きあげるチョイ巻き機能。
また、電動巻上げ中にPICKUPスイッチを押している間だけ巻上げが止まるチョイ止め機能、電動での自動巻上げパターン、速度、範囲を設定出来る便利なシャクリ機能を搭載。
電子ドラグサウンド
つり人の高揚感を高めるドラグサウンドを電子化。3種類のドラグ電子音を選択することが可能。
・パターン1:高音
・パターン2:中音
・パターン3:低音
・OFF設定も可能
好みの音に調整できますので聞きづらい場合は耳に通りやすい音に変更できます。
シーボーグ100のスペック
自重 (g) | 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転) | ギア比 | 標準巻糸量PE(号ーm) | 最大ドラグ力(kg) | 最大巻上力(kg) | 常用巻上速度1kg負荷時(m/分) | メーカー希望本体価格(円) | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シーボーグ 100J | 375 | 54 | 5.1 | 1-300/1.5-200/2-150 | 7 | 18 | 130 | 102,200 |
シーボーグ 100JL | 375 | 54 | 5.1 | 1-300/1.5-200/2-150 | 7 | 18 | 130 | 102,200 |
シーボーグ100Jのメリット
一番のメリットとしては電動リールの中で最軽量のリールです。
電動リールのデメリットとして巻きの疲労はすくないがそもそもの重量が重いというところです。
同サイズ帯のソルティガIC100DH 300gと比べると重たくなりますが、シーボーグ100Jの重量は375gとIC300と同程度の重量でモーターが内蔵されていると考えれば十分軽いのではないでしょうか?
シーボーグ200と比べると容積比較20%コンパクトになっていますので今まで200しか選択肢のなかった電動ライトゲームの新たな選択肢となります。
実釣レビュー

最初に思ったのが軽い!ですね。
シーボーグ100に合わせているロッドは極鋭MG 73M-230になります。
ロッド重量127g、リール重量375gと合わせて約500gと特段軽いわけではないのですが、電動リールは重いという思い込みもありかなり軽く感じました。
手動リールとの違いはここにバッテリーとケーブルがあります。
取り回しが大変かな?とも思っていましたが、バッテリーは船べりのロッドホルダー等かけれそうなところに設置し、ケーブルを船外に出すことを意識すれば邪魔に感じることはありませんでした。
ケーブルが船内にあると踏んでしまったり、魚を締める際にケーブルを傷つける可能性があるので注意した方がいいかなと思います。
持ちやすさ、巻き感
パーミングに関しても100番台のリールに比べると多少大きいですが、持ちづらいということはなく手に収まるサイズになっていますので一日持っていても疲れると感じることはありませんでした。
よほど手の小さい方でもない限り持ちにくいと感じる方はいないと思います。
しいて言えば電源コードを接続する部分が出っ張っており違和感に感じる方がいるかもしれません。
私としてはそこにちょうど人差し指を固定できるのでパーミングしやすく感じます。
巻き感は今までの電動リールを使用したことがない為、比較対象がソルティガやカルカッタコンクエストしかありませんが、手巻きで巻いても十分使えるなと感じました。
ノブの滑らかさがないので手巻きリールのように何かしらカスタムパーツがあれば交換してもいいなと考えています。
リールパワー
ドラグ性能は7kgとこのリールに求める魚種であればオーバースペックではないでしょうか?
魚種的には5kgあれば十分、ドラグ性能だけでみると70程度のブリ系でも問題ないスペックです。
電動巻き上げ性能が耐えることができるのかは分かりませんが、手巻きであれば間違いなく上げることはできるでしょう。
ただし、手巻きの場合一巻き54cm程度と青物に対して使用するのはしんどいと思います。
ダブルハンドルということもあり力は込めにくいので大型青物で持っていくのはやめておいた方がいいと思います。
実際に釣ることができた魚は30前半のキジハタが最大サイズであった為、リールの性能をフルに発揮することはできませんでしたが、魚を掛けるまでから電動巻き上げへの切り替えなど不満点はなかったです。
巻き上げ機能
電動巻き上げは、複雑な操作は必要なく巻き上げレバーをセットしておけばハンドルを回してクラッチを入れるだけで巻き上げが開始されます。
クラッチを切ると巻き上げは停止されフリーフォールとなるので簡単に操作することができます。
リールを持っている手でレバー操作が可能なので手巻きから自動巻き上げへの切替、その逆の操作も簡単にできます。
ただし、ちょい巻き機能など複数機能を使いこなすにはしっかり覚えておかないといけないので慣れるまでは大変だと思います。
ICカウンター搭載リールについている手巻き速度カウンターがシーボーグにも搭載されていますが電動巻き上げ時には使用できません。
電動巻き上げ用の速度表示がついていますが、統一性がないので手巻きと同じ速度で電動巻き上げしたくても感覚で調整するしかありません。
その日の当たりが出る巻き速度を手巻きで確かめて電動に切り替えたくても感覚で巻き速度を調整することしかできないのでここは改善してほしいかな?と感じました。
実釣時100g程度のオモリを使用し70m程度から最大巻き上げで回収を繰り返しましたが、ラインが真ん中に偏り左右に1~2mm程度谷ができていました。
海の状況、ロッドスペック等もあると思いますが、気になる方は回収時に最大巻き上げはあまり使わないほうがいいかな?と思います。
付属品
ちょっとしたことになりますが、付属の収納袋内が2分割されていません。
リールだけでなくケーブルも一緒に収納することが多いので傷防止等で分かれていると嬉しかったです。
電動モバイルセッティング
正直使い勝手はよくないですね。
アプリを立ち上げてまずリールと接続、設定変更の度にリールに近づけて通信と手間です。
リールと接続しないと設定画面に移行できないので家で設定変更して現地ついてセッティングした後にデータ通信をするということもできません。
リールと通信するのに液晶部にスマホを近づける必要があるのと通信も体感20秒くらいは近づけたままにする必要があるのでもう少し通信を早くしてほしいですね。
リール単体でほとんどの設定が可能ですので現状使う必要はないかな?と思います。
まとめ
初めての電動リールということもあり使い方などうまく調整できない部分があり簡単な機能しか使いませんでしたが、疲労感は間違いなく減りました。
電動は釣りではないと言われる方も多いと思いますが、一日中ハイパフォーマンスを発揮しつつ釣りをする為にはあってもいい物ではないかな?と感じます。
手巻きで疲れて後半惰性でとりあえず仕掛けを落として巻くだけとなってしまうと勿体ないですよね。
私は購入してよかったと思います。
この記事で少しでも参考になる方がおられると嬉しいです。